フライフィッシングではどこに立ってフライを流しますか?

2021年2月15日

フィールドに着いたら、タックルをセットして実際に釣りに入るわけですが、さてフライフィッシングの場合どうやってフライを流したら釣れるのでしょうか?

ここでは、フライの流し方、立ち位置などをみていきましょう。
魚のいるポイントについては、渓流の淵のポイントと攻略はどうする!?渓流の瀬のポイントと攻略方法は?に書いてありますので参考にして頂けたらと思います。

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フライの4つのアプローチ方法

フライフィッシングには、基本4つのアプローチ方法があります。それぞれの違いや特徴などをみていきましょう。

アップ・ストリームキャスト

魚は普通、流れの上流に向けて頭を向けています。上流から流れてくる餌を待っているからですね。

渓流魚は非常に警戒心が強くて敏感です。自分(釣人)の姿や気配を悟られないと言った点では、この下流から真っ直ぐ上流にフライを投げると言ったアップ・ストリームキャストのアプローチの仕方が一番有効なんですね。

ところが実際には、どうしてもフライラインが魚の頭の上に着水して、ライン先行といった形でフライが流れてくるので、フライの軌道を修正することが難しくなります。

7~8メートル以上離れたポイントを狙う場合に、このアップストリームキャストを多用しますが、上流から下流へとラインが流されてくるので、ラインに遊び(弛み)が生じます。

そうすると、アタックがあっても合わせが効かなくなることが多いんです。それでその弛みを防ぐために余分のラインをたぐるリトリーブというテクニックが必要となります。

ですので実質的には、あまり実用的なアプローチの仕方ではないかも知れませんね。

極度に擦れた鱒の場合には、フォルスキャストをしただけで警戒されることが多いかも知れません。

アップクロス・ストリームキャスト

主に近距離(ショート・レンジ)を攻める場合に使われることが多いアプローチ方法です。一番良く使うのは、早い流れの向こう側を攻めるときに、ロッドを高くキープして、ラインを流れに落とさずに攻める方法が一般渓流では非常に多く使われます。

真横だけを攻めると言うことはなくて、やや上流気味にキャストして、ほんの少し下流側まで流しきる感じですね。これをアップ・クロス・アプローチと言います。

そして、実釣では一番多く使われる方法で、キャスティングに関しても高度なダブルホールなどもほとんど必要ありません。
ただ、少しでもポイントの距離が遠くなると、ラインを流れに落とさないといけなくなって、メンディングなど別なテクニックも必要となってきます。

ですので、最初の内はなるべく魚に気づかれないように、ポイントまで接近(ストーキング)して、ラインを早い流れに落とさずに攻めるのが無難です。

魚のいるポイントに対して斜め下流に立って(右利きの人は、ポイントに対し流れの右側に立つのが無理のないポジションです)、流れの上流へ向かって斜めにキャスティングします。

そうするとフライ先行で流れて、ラインやリーダーはフィーディングレーン(魚が餌を捕るための待機ゾーン)の脇を流れていくので、魚の警戒心を最小限に抑えることが出来るんです。渓流ではこれが最も多用されるアプローチの仕方になります

ダウン・ストリームキャスト

アップ・ストリームとは反対に、上流からフライをアプローチする方法です。

ポイントの上流に立って、下流のポイントへフライを流し込む方法です。

リーダーやラインよりもフライを先行して流せる点では有利なんですが、上流を向いている渓流魚には、人の気配を悟られやすいかもしれません。

近距離では、不利な面がありますが、状況によってはすごく有効な場合があります

アップ・ストリームだと狙いにくい樹木の下にフライを流し込む場合とか、対象魚が特定の水生昆虫を狙って水面で補食を繰り返しているケースなどや、カディスのフラッタリング・カディスを演出する場合にも非常に有効になります。

ダウンクロス・ストリームキャスト

ただのダウン・ストリームキャストでは、魚から釣人が見つかりやすいので、やや斜め上流に立ってフライをアプローチします

これはダウン・ストリームと同じく、フライを先行で流せるメリットはありますが、実際にはドラッグが掛かることが多くて、頻繁なメンディングを行わなければいけなかったり、リーチキャストなどといったテクニックも必要になってきます。

ですので、長い時間フライを自然に流すことが難しいアプローチ方法でもあります

以上、簡単に4つのキャスト(アプローチ)方法について見てきました。
これらを上手に出来ることで、釣りの幅がぐんと広がります。

ぜひ、マスターして下さいね。

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