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フライのロールキャストのコツは?

2014年10月9日

フライフィッシングで大事になってくるキャストの一つに、ロールキャストがあります。

ご存じかもしれませんが、このロールキャストの名称は、ラインが輪を描いて前方に伸びていくことから名付けられたキャストなんです。

ロールキャストは、後ろに障害物などがあって、バックキャストができないときに必要となります。また、ピックアップの際にもロールキャストを使うこともあります。

このロールキャストだけでも、10~15メートル以上のラインを投げることができます。

そして、よく使うキャストなので絶対と言って良いくらい覚えておくといいです。

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ロールキャストのコツは何かありますか?

一言で言ってしまえば、ロールキャストを上手に行うコツは、水がラインに与える抵抗を利用して、負荷のかかったロッドのバットを上手く使ってラインを伸ばす。と言うことですね。

とだけ言ってしまうと説明になりませんので…。

どうすれば、上手になれるか?
これは、練習する以外にありませんよね^^
なんでもそうですが、上手になるには数稽古が必要です。これは、仕事でも勉強でもなんでもそうですよね。

要は慣れなんです。
そして、どれだけ数をこなしてきたかで上達度が変わってきます。

では、上手になるための練習方法はどうすれば良いのかを次で説明させて頂きますね。

ロールキャストの練習方法は?

フライキャスティングの練習は、公園とか開けた河川敷などで行っている方が多いですね。私もその一人でした。でも公園では、人の居ない時間でないと出来ませんけれど…。

ですが、このロールキャストの練習は、水面で行う方が良いです。そして、できるだけ止水で行うのが良いと思います。

それは、なぜかと言うと、このロールキャストは、そもそも水面に浮いたフライラインの摩耗抵抗を利用してラインを投げるために、基本、水面以外では練習ができないからなんですね。

この動画のような河原の止水で練習されるのが良いと思います。同じような場所を見つけるのは、なかなか難しいかも知れませんが、緩やかな流れであれば構わないと思います。この動画は、非常に短いですが、ラインの流れも良く出ていますし、キャスターの方がやはり上手です!

この動画を思い出しつつ、練習されると良いですね。
最近は、スマホを持たれている方が多いので、河原でスマホ片手になんてことも可能ではないでしょうか?

このロールキャストは、ロッドのパワーをライン全体にちゃんと伝えないといけないので、ウエイトフォワードラインでは、ロッドティップ(竿先)からウエイトフォワードラインのベリー(最も直径の太いウェイト部分)が出てしまったのでは上手くできません。そのため、ダブルテーパーラインを使っている時か、ウエイトフォワードラインを使っている時でも、ベリーがまだロッドティップからすべて出ていないときにロールキャストを行うようにしましょう。

ロールキャストを上手に行うための注意点。これは、ほんのわずかしかありません。
まず、フライラインをロッドを立てながら、ラインが身体のやや後方に垂れるまで引きつけます。そして、ラインがロッドの後ろで止まるまで待ちます。

このラインを引きつけないと十分な力を生じさせることができませんので気をつけて下さい。

この段階からフォワード・キャストに入っていきます。
肘を伸ばしながら一気にリストダウンを行えば、ラインは気持ち良く伸びていきます。初心者でも本当に簡単にできて、最初に言ったように15メートルくらいはすぐに伸ばすことが可能です。

ただ、10メートルや15メートルを出すには、コツがあります。それは、一度ロールキャストを行ったら、少しずつラインを出す。これを何回か繰り返していけば簡単に距離を伸ばすことができますよ。

ロールキャストは、このキャストによってフライを投げるほかに、弛んだり沈んだラインをピックアップする際にも使われます。

そして、どうせロールキャストも練習をするならば、他のキャストのワンステップとしてリストダウンのタイミングなども確認しながら行うようにしましょう。

ロールキャストが上手にできるようになると、それだけで上級者に間違われます^^

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