/** **/

※本ページはプロモーションが含まれています

フライフィッシング入門書はどれがオススメ!?

2015年7月11日

フライフィッシングの入門者や初心者が始めに読む本。
フライフィッシング入門書でオススメは、どれがいいかなぁ~と、家の本棚にある昔買った本を眺めていました。

自分が読んで見て分かり易かった本を、この記事ではご紹介させて頂こうかなと思います。

スポンサーリンク

初心者にはこのフライフィッシング入門書がオススメ

フライフィッシングの入門書も、アマゾンで探すと結構あるんですね。
でも、最近出た本は少ないようです。

私の持っている本でお話しをさせて頂きますね。

入門書に値するものは、フライフィッシング入門と言うことでは4冊でしょうか。フライタイイングや水生昆虫などに関して、また少し入門者ではちょっと小難しい感じのものは省いてます。

フライフィッシング入門 [渓流&湖沼編]

今手元にあるもので、一番最近出版された本では、フライフィッシング入門 [渓流&湖沼編] と言うタイトルで2014年1月にFlyRoddersと言う雑誌の別冊として地球丸さんから発行されたものですね。

たぶん…。

ちょうどサイズは、A4サイズピッタリでしょうか。
此の手の本としては、珍しいサイズかもしれませんね。

ページ数は、全部で114ページ。

フライフィッシング入門書らしく、道具の基礎知識から入って、フライキャスティングに関して、ドライフライ、ニンフィング、ウエットなどの各釣り方、渓流でのポジショニング(魚との位置関係)、アプローチ方法、イブニングの釣り方などを紹介しています。

湖での釣り方や釣るポイント。
湖でのシーズンやトラウトの紹介とかフライの紹介。
装備、ラインシステム(フローティング、シンキング、スイッチロッド、シューティングラインに関してなど)。

次に管理釣り場に関して。
この入門書では、管理釣り場で使うフライをトラウトガムに限定して紹介していますね。

タイイングに関しても、紹介があります。
一般的な道具(マテリアルやツール)からタイイングツールの使い方フライフックの種類と名称。

フライの巻き方。この入門書で紹介されているのは、次の10種類です。

エルクヘアカディス、アダムスパラシュート、C.D.Cダン、フォームビートル、ヘアズイヤーニンフ、フェザントテイルニンフ、シルバーマーチブラウン、ソフトハックル、ゾンカー、ウーリーバガー。

最後に、知識編として、各ノットの結び方。
タックルの組み方しまい方、メンテナンス方法。
そして、釣れるフィールドを探す方法、魚の扱い方、川及び湖沼のルールとマナー。

以上で114ページです。

本当に入門者用と言うことで触りを紹介って感じです。
フィッシングノットに関しては、分かり易く図付きで詳しく説明してましたね。

大雑把な面では、正直、昔も今も変わらないなと言う感じです。
ただ、掲載されているツールなどに関しては、新しいものが使われているので良いかなとは思います。

初めてのフライフィッシング

この入門書は、1996年4月発行ですね。
主婦と生活社から出ていました。

もう何年前になるのでしょう? 約20年近いんでしょうか。
結構、私自身も読んでいたようで、表紙が結構ボロボロになっていたりします(汗)

では、中身を簡単にご紹介しますね。

ページ数は、全部で137ページ。

第1章では、水生昆虫とフライフィッシングと題して、大まかな水生昆虫(カゲロウ、トビゲラ、カワゲラ、ユスリカ)の紹介と簡単なライフステージなどの紹介。

そしてフライの種類とその効果を謳っています。
フライは、ドライフライ、ニンフ、イマージャー、ウエットフライ(クラシック・パターン、ソフトハックルパターン、アメリカン・ファンシーパターン)、サーモンフライ、ストリーマー、ミッジフライと大まかに分けて説明されています。

ちょっと文章が硬い感じがするのは、私だけでしょうか?

次に、日本の鱒属を知ると題して、ヤマメ、アマゴ、イワナ、ヒメマス、レインボウトラウト、ブラウントラウト、ブルックトラウト、レイクトラウト、ホンマスに関して細かく魚の生息圏やら歴史などに関して説明されています。

最後に、フライフィッシングのメインターゲットと言うことで、淡水、海水で釣ることが出来る魚に関して、川の場合は、源流部、渓流部、中流部、下流部。湖沼の低地、高地で釣れる魚などを紹介されています。海の場合は、沖合と沿岸に分かれてますね。

第2章では、タックルに関しての説明です。
フライラインとロッドの組み合わせだったり、フライラインの種類と用途だったり、リーダーとティペット、フライリールに関して、そしてタックルのセットの仕方に関してですね。

ここでは、簡単なノットに関して図はありますが、説明が詳しくありませんね。
まあ図を見れば分かるのですが、少しだけでも説明があった方が良かったのではと思います。

第3章では、その他の道具(Gear)の紹介をしています。
フィッシングベストと小物類というタイトルで、フィッシングベストから始まって、フライボックス、リーダー&ティペット、フロータント、ラインドレッシング、シンカー、ピンオンリール、フレックスライト、ストマックポンプ、ラインドレッサー、…etc.
全部で21個の紹介がされています。

ウェイディングシステムなどのページでは、ウエイダー、ウエイディングシューズ、ハット&キャップ、レインジャケットなどが紹介されていますね。

そして最後に、初めてのタックルショップと言うことで、専門店てどんなところなのかの紹介ですね。

第4章では、フライキャスティングに関して説明されています。
ストレートラインを投げるから始まって、ダブルホール、そしてロールキャスト、サイドキャスト、スティープルキャスト、メンディング、カーブキャスト、S字キャスト、スラックラインキャストリーチキャストなどが紹介されています。

このフライフィッシング入門書自体があまり写真を使うことなく、イラストが多いので分かりづらい部分も否めません。まあイラストと説明を見れば大体分かるのですけれどね…。

第5章です。
このパートは、フライタイイングに関しての説明ですね。

先ずは、最低限必要なツールとして、12点ほど示されています。バイス、ボビンホルダー、ボビンスレッダー、ハックルプライヤー、ボドキン+ハーフヒッチャー、シザース、ヘアスタッカー、ウイップフィニッシャー、ピンセット、バーニッシュ(ヘッドセメント)、アプリケーター・ジャー、ツイスターの12点。

次に基本マテリアルの知識と言うことで、フックの各名称、スレッド、フロス、ダビング材、リビング材、鳥類の羽、コックハックル&ヘンハックル、パートリッジハックル、クイル、エルクヘアやカーフテイル、CDC、マラブーなどが紹介されています。

そして、基本のフライパターンの巻き方が紹介されています。
エルクヘア・カディス、ゴールドリブド・ヘアーズイヤー、CDCダン、オレンジボディ・パートリッジ、ウーリー・バガー、コーチマン・パラシュートの6種類ですね。

本当の基本中の基本を紹介している感じですね。

この部分は、沢山の写真を使って、説明文と共に載っているので分かり易いです。

さて、次は第6章ですが…。
フィールドへ出るというタイトル。

日本の川の基礎知識と言うことで、源流、山岳渓流、里川、大川等の各河川の説明があります。

後は、流には、3つのタイプがいることを説明していますね。
天然魚、野生魚、放流魚の3タイプですね。

次のページからは、立ち位置の説明があります。
アップ・ストリームキャスト、アップクロス・ストリームキャスト、ダウン・ストリームキャスト、ダウンクロス・ストリームキャストに関してですね。

で、次は魚の居着いて居るポイントに関しての説明が入ってきます。

春夏秋冬の釣りに関しても書かれています。
解禁の頃は、放流魚の里川を…。
陽春の渓は、ドライで釣る…。
盛夏の旬は、山岳渓流…。
秋のトラウトは、スレッカラシ…。

最後は、管理釣り場を正しく使う方法みたいのが書いてあります。
管理釣り場とは、どんなところなのか?
管理釣り場を楽しむためにどうしたら良いのか。

管理釣り場のヒットパターンも書いてありますね。
でも、今とは随分と違いますね。

オクトパスボムとかトラウトガムなんてのは、出てきませんからね^^

やっと最後の第7章にきました。
この章は、湖に特化した章になってますね。

湖でのターゲット、ポイントなどを紹介しています。
そして、3つほど湖の紹介を実名入りでしています。

当時の情報ですから、今ではたぶん料金体系とかポイントとかも変わっているのではないでしょうか?

フライフィッシング入門 ー用具選びと実践技術、その基本をわかりやすく解説ー

この入門書は、1995年4月に初版発行ですね。
山と渓谷社から出版されていました。

このフライフィッシング入門書は、127ページで構成されています。

PART1からPART6まであります。
この入門書も、他の入門書とほとんど同じなので、大体の概要だけを…。

PART1:基礎編

この基礎編では
フライフィッシングに必要な道具を挙げています。
フライロッドから始まって、アクセサリー類まで。

そして、フライフィッシャーマンの身だしなみと言うことで、ウェーダーやウエア、ベスト、バッグなどの紹介をしています。

次に、フライ(毛鉤)に関しての説明ですね。
フライは何を模しているのか、フライには大きく分けたら4つになるとこの入門書では説明されています。ドライフライ、ニンフ、ウエットフライ、ストリーマー。

水生昆虫の生態とフライの関係についても軽く説明があります。
ここも大きなくくりで、メイフライ(カゲロウ)、カディス(トビケラ)、ストーンフライ(カワゲラ)、ミッジ(ユスリカ)、そして水生昆虫以外バッタとか甲虫とかですね。

基礎編の最後は、魚の生態学と言うことで締めくくられています。
ターゲットになる魚、魚の体の仕組み、魚の行動、ライズなどに関して書かれています。
PART2:キャスティング編

フライキャスティングを覚えようと言うことで、キャスティングの本当に基礎の基礎から書いてあります。

正しいグリップと構え方、ピックアップとシュート、フォルスキャストについて。
そして、ちょっと高度になってくるキャスティングに関して、渓流で必要なキャスティングと言うことで、リーチキャスト、カーブキャスト、スラックキャスト、サイド・キャスト、パラシュート・キャスト、メンディング、ロール・キャスト、ダブルホールなど8種類が紹介されています。

PART3:渓流実釣編

渓流って一体どんな川?
ってことで、川について魚の居付くポイントの紹介をしています。

渓流釣りの基礎の基礎と言うことで、安全に川を渡る方法や釣り上がるのか釣り下がるのかとか、ストーキングの必要性、そしてラインをあまり出さなくても釣りは出来る事などが挙げられています。

ドライフライでの釣り方、渓流での立ち位置、ラインの処理の仕方、ランディングの仕方、リリースの仕方を説明しています。

ニンフ・フィッシングでの釣り方、ウエット&ストリーマーでの釣り方、季節別の戦略の立て方などの説明。

それと最後に、知って得するコラム集と言うことで、初心者が感じ安い疑問を中心にピックアップして解答しています。
結構、勉強になります。

PART4:湖実釣編

湖って、ポイントを絞って良いのか分からないですよね。
結構通いに通って見つける人も多いのだとか…。

この湖実釣編では、そんな湖のポイントの見つけ方なんかも軽くですが説明されています。

アプローチ&キャスティングと言うことで、注意点が書かれています。

この当時有効であったろう、湖に有効なフライベスト10なども紹介されています。
でも、今もそんなに変わらないかもしれませんね。

その湖、湖で当たりフライってのもあったりしますからね。
芦ノ湖は、確かアオミドロと言うフライが流行っていたかと…。

リトリーブ&フッキングの仕方に関してや、湖での基本戦略などに関して書かれています。

後は、ブラックバスの釣り方、管理釣り場に関して、フローターでの釣りに関して書かれてこの章は終了です。

PART5:フライ・タイイング編

フライの名称や、構造、そしてよく使われるマテリアルに関しての説明ですね。
簡単ですが、結構役立つこと書いてあります。

タイイングツールと使い方、それと基本テクニックについて書かれてます。

で、この章の最後は、定番のフライタイイング実例集です。

ここで、紹介されているフライは、

  • エルクヘア・カディス
  • グレー・テントウイング・カディス
  • グリズリー・バイビジブル
  • アダムス
  • ブラウン・パラシュート
  • ブルーウイング・オリーブ・ソラックス
  • ハックルウイング・バイオットスピナー
  • ブラウン・フライング・アント
  • ブラックフォーム・ビートル
  • ソフトハックル・フライ
  • シルバー・マーチブラウン
  • ゴールド・リブド・ヘアズ・イヤー
  • カディス・ピューパ
  • フェザント・テイル・ニンフ
  • メイフライ・イマージャー
  • ラビット・ミノー
  • ブラック・ノーズ・ディズ

の17種類です。

写真付きでフライフィッシングの入門書にしては、分かり易いと思います。

PART6:情報編

ここは、アングラー基礎用語辞典ですね。
ア行からワ行まで簡単な用語の説明が書かれています。
参考になりますね。

後は、初めて行くならこんな川と言うことで、ビギナーでも楽しめるフィールド22選。北海道から宮崎県までの川と湖沼が紹介されています。

一番最後では、全国のプロショップ・リストが載っています。
でも、たぶん無くなっているところも結構あるかと…。

北海道の情報を見ても、無いところもありますからね。
20年前の情報ですから…。

フライフィッシング入門 ー用具選びからテクニックまでフライの全てがわかる本ー

前のと同じタイトルで、ビックリしました。
1998年5月に地球丸さんから、発行された入門書ですね。
127ページで構成されています。

ん?
前書も地球丸さんが編集だったかと…。

中身は、PART1~PART4まであります。
少しだけ見てみましょう。

PART1:フィールドでの実践テクニック
渓流のフライフィッシングについて、説明がされています。
ドライフライ、ニンフ、ウエットフライでの各釣り方の紹介。
そして、それぞれのフライでのポイント別攻略法を写真を使って分かり易く説明されているので、ホウホウ!と言う感じで良く理解できます。

湖のフライフィッシングについても書いてあるのですが、他の入門書同様、これはおまけ程度かもしれません。

バス&ブルーギル、フローターフィッシング。
他にもコイやオイカワのフライフィッシングも紹介されています。

でも、重点は置いていないようです。

管理釣り場の利用の仕方も書いてあります。
が、これもおまけ程度です。

管理釣り場に関しては、管理釣り場入門書を見ろと言うことなんでしょうかね。

PART2:フライタイイング

渓流のトラウトの主な補食生物に関しての説明と一緒に、変態していく様とその時々のフライも説明しているので、非常に分かり易いですね。

フライタイイング実例集も載ってます。

  • ライトケイヒル
  • クイルボディ・パラシュート
  • G.R.ヘアーズイヤー・ニンフ
  • エルクヘア・カディス
  • カディス・ピューパ
  • カディス・ラーバ
  • フラッタリング・ストーンフライ
  • リトルイエロー・ストーンフライ・ニンフ
  • パラビートル
  • シルバー・マーチ・ブラウン
  • ラビット・マツーカ
  • バス・バグ

これらは、各1ページ毎に使用マテリアルと巻き方を含めて、紹介されているので本当に分かり易いです。

PART3:タックルの種類と選び方

タックルにも結構、ページ数を使って紹介していますね。
ロッドは、値段の許す限り良いものを買えと書いています(汗)

フライラインやリールに関しても1ページを割いて説明されています。

そして、各釣り場によっての組み合わせも説明されていますね。
源流なら、こんな組み合わせ。渓流なら、こんな組み合わせみたいに…。

他には、小物類。
それとフライベストやウエーダー、雨具や着衣に関しての説明も分かり易くて良いと思います。

釣行後のタックルの手入れ方法も詳しく説明されています。

PART4:フィールドでの基本テクニック

タックルのセッティングの仕方。
フライフィッシングに必要なノットの結び方も図と説明で、これもまた分かり易いですね。

キャスティングの仕方もトラブルと対処法なども載っていて、非常に分かり易いと思います。

ダブルホールの説明も詳しくされていますが、これはなかなか独習で体得するのは難しいかもしれませんね。

私も先日、やっとフライフィッシングをすることが出来て喜んでいたんですが、ダブルホールの勘が鈍っていてひどい状態でした。

シングルホールも下手をすると出来ていなかったり…。
練習あるのみですね。

後は、他の入門書と同様、バリエーション・キャストに関してページを割いてます。
サイドキャスト、ロール・キャスト、バックハンド・キャスト、パラシュート・キャスト、フリッピング、シューティング・ヘッドのキャスティングなどですね。

番外編として、日本式毛針釣りの世界と言うタイトルで、テンカラに関して3ページほど割いて説明されています。

で、最後に全国の管理釣り場の紹介です。
あっ!もう一つありました。

フライフィッシング用語集ですね。

以上、4冊の紹介をさせて頂きました。

で、私がフライフィッシング入門者、初心者にお勧めするならば、一番最後の「フライフィッシング入門ー用具選びからテクニックまでフライの全てが分かる本ー」ですね。

これが一番、ビギナーの方には、分かり易く解説されていると思います。
ちょっと発行年数が新しくはないですが、これポイントなんかも分かり易く説明してあるので良いと思います。

あなたにとっての一冊見つかると良いですね!

スポンサーリンク