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フライフィッシングシーズン初期のライズ攻略法は?

2015年2月26日

そろそろ渓流解禁の話しがあちらこちらから聞かれるようになりました。

あなたの地域でも、もういくつ寝ると…。
そんな感じじゃないでしょうか?

渓流が解禁したら、解禁当初はたぶん初心者の人でも釣れるでしょうね。なにぶん、魚も擦れていないですからね。放流魚もたくさんいます。そんな内に釣りに行かれるのが楽しいかもしれませんね。

でもシーズンもそこそこになると魚も擦れてきてなかなか難しくなります。魚にも学習能力があるんでしょうね。

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フライフィッシングシーズン初期のライズには何が必要?

フライフィッシングでは、渓流でのシーズン初期の日中のライズと盛期以降でのイブニングライズでは、テクニック、そして使用するフライなども異なってきます。

解禁当初の2月とか3月、そして4月末頃までは、ほとんどがユスリカやコカゲロウとか、小型のカディスなどを補食しているのが一般的です。

日中に起きるライズの多くが、これらのフックサイズにして、#18以下の小さな水生昆虫ですね。

なのでフライもこの大きさに合わせてあげないといけません。絶対と言うわけではありませんが、フライの大きさがユスリカやコカゲロウなどよりも大きい場合、見向きもされないことが結構というか、ほとんどです。

ユスリカを選んで魚が選り好みしている場合、フックサイズは本当に小さくて#22~#26くらいの極小サイズを使うことが当たり前になってきていますね。私は、もう#26より小さくなると、もう巻くことが出来ない感じです。なにぶんにも目が…(汗)

でも、ホントに小さい物じゃないと釣れないほどのシビアな釣りをしないといけない時って結構あったりするんですよね。
そんな時は、本当に辛いです…。フライを追うことが出来ないですもの。

それにティペットも6Xや7X以下のすごく細い物をフライに合わせて使用します。ひどいときには、10Xなどというティペットも…。長さに関してもそうなるとリーダーも含めると、最低15フィートはないと…。ドラッグ回避のためにも、固いティペットよりも柔らかいティペットが絶対条件ですよね。

でもシーズン初期って風の強い日が多かったりします。それにロングティペットを使うとどうしてもターンオーバーさせにくかったりします。上級者でもたまに失敗もあったりしますからね。私なんかは言わずもがな…。

ライズ地点への正確なキャストをさせるためにも、フライキャスティングでのシーズン初期に使うタックルは、4番以上が良いのではないでしょうか?

8.5フィート以上で5番のロッドであれば、キャスティング、ライン操作、この両方を有利に行うことが出来ると思います。
一応、参考にして下さいね。

シーズン初期のアプローチはダウンクロスが良い!

アプローチに関しては、ライズ地点の斜め上流に立ってキャストするダウンクロス・アプローチが良いと思います。

ライズ地点にフライを送り込みやすい

ライズしている魚たちは、定位する場所が一定で餌を捕るフィーディング・レーンやライズ地点まで決まっていることが多いです。その待ち構えている地点、そしてフィーディング・レーンを10センチでもずれると、魚はアタックしてこないことが多いです。

その正しい地点に的確に流し込むには、やっぱりアップストリームでアプローチするよりも、ダウン気味の方がテクニック的にも絶対にやりやすいです。

フライから先に送り込みやすい

ティペットの存在って、もうご存じのとおり、魚にはあきらかに警戒心を与えます。でもそれもダウンクロスで送り込むようにすれば、フライをティペットよりも先に送り込むことができます。

魚を驚かさないことが原則

ライズを繰り返している魚は、表層近くに定位していることが多いので、アップストリームでキャストを繰り返すと、ティペットやリーダーがどうしても、魚の頭上近辺を叩く結果となって、魚を驚かしてしまう結果になってしまうんですね。

だからこそ、ダウンクロスでフライを送り込むようにすると、驚かすこともなく釣りやすくなりますね。

フライフィッシングの初期シーズンは基本を忠実に!

やはり何事も基本が大事ですね。

それは、 フライフィッシングにも言えることです。
忘れてはならないのは、基本。何度も言います。基本が大事です。

では、その基本とはなんなのか?
簡単なことなんですね。ライズ地点に可能な限り接近して、フォルスキャストを少なめにすることで魚を驚かせないように注意を払いましょう。

ライズ地点の最低1メートル程度上流にフライをキャストしてロッドを倒しながら、水の流れに乗せてフライを送り込みます。

もっと確実に送り込むようにするためには、フィーディングレーンのちょっとだけでも向こう側に一旦キャストして、ロッドを立ててフライを手前に引き戻してやる感じにして流してやると、確実にフィーディングレーンにフライを乗せることが出来ます。

ライズしている場所にフライが通っても、何も反応しない場合でも、すぐにピックアップしてしまうと、確実に魚を驚かせて散らしてしまいます。

なので、そのままロッドを岸の方角へゆっくりと、振り切って、フライ、そしてラインまでがライズ地点から完全に外れてからピックアップするようにします。

キャスティングと言った面では、リーチキャストが必然で、メンディングも非常に多用されます。

リーチキャスト出来ますか?
メンディング出来ますか?

私も技術的にはまだまだです。特に長い期間ロッドを振っていないと、ロッドの特性すら忘れて、まともなキャストが出来なかったりします。

そんな時は、やはり基本に戻って、なるべく短いラインを出して、フォワード・キャストとバック・キャストを繰り返します。これで必ず思い出しますから^^

本当に基本って、何事も大事ですね。
私も初心に戻って今年は、フライフィッシングをやり直します!

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