/** **/フライキャスティングの基本と練習 | 初心者のためのフライフィッシング入門ガイド

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フライキャスティングの基本と練習

2014年12月5日

フライフィッシングのキャスティングには、沢山のテクニックがあります。その中でも基本となるキャスティングはなんなのか…。

その辺を見ていくことにしましょう。

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フライキャスティングの基本

フライキャスティングには、他の釣りにはないキャスティングがたくさんあります。その辺のいろいろなキャスティングの種類については、詳しい説明はありませんが、フライフィッシングのキャスティングの種類ってどれくらいあるの?を参考してくださいね。

では、簡単にフライキャスティングに関してお話ししていこうかと…。

フライラインを真っ直ぐに投げる

とにかくこのフライラインを真っ直ぐに投げることが出来ないと話しになりませんよね。投げるたびにあっちゃこっちゃ飛んでいってしまっては、釣りになりません。

だから、フライフィッシングは難しいと言われる所以でもあるんですけれどね。

渓流では、特にショートレンジで精度の高いキャストが要求されますね。距離は、10メートルも出せれば十分だと思います。場所によっては、10メートルなんかも必要としないですからね。

でも最初は、この10メートルもなかなか難しいところが本音ですね。私は初めてロッドを振ったとき、ラインは前に飛びませんでした。ヘナヘナと足元へ…。そんなんで非常にがっかりした覚えがあります。

結局、ラインを飛ばそうと野球のボールのように投げても無理なんですね。ロッドの反発力を使って、またフライラインの重さを使ってラインを飛ばさないと前には飛んで行きません。

ルアーの場合だと、ルアー自体に重さがあるし、他の釣りにしても重さのある仕掛けを遠くへ飛ばす、といったシステムがほとんどです。でもこのフライフィッシングは違いますよね。

キャスティングの練習

キャスティングの練習をするには、ある程度の重さを感じるラインでないと、なかなか要領が掴めずに難しいと思います。良く#8でとか言われますが、#8だと重量が結構あるので練習にはあまり向かないかな?ということで、私は#6辺りをお勧めします。この番手であれば、重すぎず軽すぎずでちょうどいいと思います。

上手になって湖で使うことも出来ますしね。持っていても損はないと思います。練習用だからと言って、あまりにも安物はお勧め出来かねます。でも、それなりのコンボキットなら宜しいのではないでしょうか?リールもラインも付いていますし。

で、ラインですが、ダブルテーパーよりもウエイトフォワードをお勧めします。そして、シンキングなどではなくフローティングラインが良いでしょう。ある程度の重さも感じることができて、練習には向いていると思うからです。

リールに関しては、できるだけフルライン+バッキングラインを巻いても余裕のあるサイズを選びます。リールに関しても番手で表示してあるものが多いので、選ぶのにそんなに気にしなくても大丈夫だと思います。バッキングラインのメーター数も大体書いてあります。わからなければ、店員さんに聞けば教えてくれます。

練習場所

本当なら、フラットな止水でと言いたいところですが、なかなかそのような場所がないのも確かですね。草地もよっぽどの田舎でない限り、探すのが容易ではないかも知れません。

そうなるとやはり広い公園などになるわけですが…、その場合、本当に人に気を付けなければなりません。特に近くでお子さんが遊んでいるような場合は練習を諦めた方が良いと思います。

練習も大事ですが、人に怪我をさせることの方がよっぽど、恐いですからね。
街灯が付いているのであれば、早朝や夜遅くに公園でも良いかもしれません。人通りも少ないから恥ずかしい思いもしなくて済みますしね^^

ベーシックトレーニング

ではここでは、練習方法についてお伝えしていきますね。
ピックアップ・レイダウンの方法は以前お伝えしました。それの復習も兼ねてお話しさせてくださいね。

ストレートラインを投げる

まず、タックルをセット(リーダー、ティペットまですべて)したら、リールからラインを約8メートル位出します。そしてティペットの先に、フライの変わりの毛糸などを結びます。これがあるのとないのとでは、随分と違いますよ!なにせきちんとリーダーがターンしているのかどうかがわかりますからね。
そして、本物のフライを結ぶことはしないで良いですよ。練習ですから^^危ないですし、地面を叩いたり、背後の障害物を釣ったりして、ロストしてしまうことも多いですから。私は、実釣でもテーリングや引っかけたりしてロストします(汗)

それと風の強い日はあまりお勧めしません。たぶん、練習にならないと思います。私、以前何も考えないで釣りをしにいって自分を釣りましたから…。それも上手いことに耳たぶを貫通させました。目じゃなくて良かったと思っています。そのおかげで今は、風の多少あるときのラインの投げ方を知りましたけどね。マジで恐いです。特に大きなフライだと尚更ですね。

えっと、話しが随分逸れましたが、ラインを8メートルくらい出すでしたね。これは、基本何メートルでも良いです。ただ、1メートルや2メートルだと練習にはなりませんから、そして10メートルだとなかなか難しいかと…。ですので一応5~8メートルと言ったところで…。

ロッドを地面と平行に構えて、垂直じゃなくて平行です。グリップは基本のサムオントップ。これは、詳しくはフライフィッシングのキャスティングの種類ってどれくらいあるの?で他の握り方に関しても説明していますので、よければ参考にしてください。

そして、両足のスタンスは自然にして、左足をほんのちょっとだけ前に出して、目標に対して身体を斜めに構えるんですね。そうすることによって、後方を目視しやすくなります。バックキャストで、後方に伸びたラインの状態を常に確認出来やすくなります。でもあまり後方を気にしすぎるとまたおかしくなるので後方ばかりに気を取られないようにしてください。

ロッドを握らない方の手は、ラインを軽く握って太ももの脇に置いておきます。
次に腕全体で、ロッドを真上に軽く跳ね上げて、ロッドを時計の11時の位置でゆっくり止める。そうするとロッドの反発力を得てラインが、真っ直ぐ後方に延びてゆきます。このときに、一番気を付けることは、手首を後ろに返す動作をしないことです。ロッドを手首に付けたまま位の気持ちで後ろに持ち上げます。この手首を返してしまうとラインは思うように飛んでくれませんのでご注意を。

後方に跳ね上げたラインが、完全に伸びきったのを目視したら、今度はロッドをスタートと同じ地面と水平の位置まで戻します。そうするとラインは、自然にターンオーバーをして前に真っ直ぐ落ちていきます。

ここまで出来れば、ストレートラインのキャスティングの完了です!

最初は、あまりうまくターンオーバーも出来ないかも知れませんが、必ず綺麗に真っ直ぐ飛ぶときが来ます。そしたらしめたもの、次のフォルスキャストに移りましょう^^

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