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フライロッドの種類と選び方は?

2014年11月2日

フライフィッシング用のロッドの種類もいろいろとあって、購入するときって、何を基準に購入したら良いのか結構迷いますよね

今は、本当に種類もたくさんあって、素材もいろいろなものが出ています。
また値段もピンキリと、迷い処が満載です。

以前書いた釣り具に何万もかけるのってバカらしくない?とかフライフィッシングの道具はいくらぐらいで揃えられる?とかで、何度か、初心者が最初にお試しで購入するものとしてコンボキットを購入してはどうかと書いてきました。

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上のような感じの一揃え入ったセットのものですね。

ですが、ここでは、ちょっと趣向を変えて、もうちょっと詳しく、フライロッド単体に関して見ていきたいと思います

今後購入するときの参考になれば幸いです。

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ロッドの種類と選び方

フライフィッシングで使われるロッドには、標準的な2本継ぎだけでなく、3本継ぎもあります。

そして4本継ぎ以上になるとパックロッドなどと呼ばれて、携帯用として使われています。
源流に行く場合や旅行などに持っていく場合に便利ですね。

なかには8本などというものもありますが、一般的には、2本継ぎの2ピースロッドが主流です

フライロッドには、メーカー名またはブランド名、メーカーの品番、長さ、適合ライン番号などが必ず書かれています。

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それと表示はされることは無いのですが、ロッドには長さなどの他に大事な要素として、アクションがあります

簡単に言えば、硬いか軟らかいかの調子の事ですね
このアクションは、ロッドの性能を左右する非常に重要な部分でもあります

同じ生産ラインで作られるロッドであっても、すべてが違うものと言っても過言ではありませんが、大きなくくりの中で大別すると、3つのアクションに分けられます。

「硬い調子」「中間の調子」「軟らかい調子」ですね。
この調子の事を順に「ティップ・アクション」「ミディアム・アクション」「バット・アクション」と呼びます。

「ティップ・アクション」は、先端から3分の1程度だけが曲がる硬い調子。
「ミディアム・アクション」は、中央部から曲がるもの。
「バット・アクション」は、ロッドのバット(手で持つ部分に近い)の部分を含めて全体的に曲がる軟らかい調子のものを言います。

また、違う呼び方でティップ・アクションの事を「ファスト・アクション」、バット・アクションの事を「スロー・アクション」と呼びます。
どちらかと言うと、こちらの呼び方の方が一般的になります。

この動画で紹介されているロッドは、カーボンとグラスでできた、今までにないロッドですね。

もう発売されてから数年経っているのに、里見さんによると、未だにこれ以上のロッドが作れないんだとか…

それにしても、このロッドの曲り方すごいですよね。
ファスト・アクションのロッドであれば、きっと折れています。このロッドこそ、スローアクションですね。

他には、ロッドの素材の違いもありますね。これも数種類ありますが、大きく分けて3種類です。

  • カーボン・グラファイト・ロッド
  • グラス・ファイバー・ロッド
  • バンブー・ロッド

カーボン・グラファイト・ロッド

一般的には、たぶん釣りをされる方であれば、よくわかっていると思うのですが、フライフィッシングだけではなく、他の釣りの竿でもよく使われている、カーボン・ロッドですね。

現在の主流のロッドです。

軽くて反発力に関しても、優れている部分が多く、長期間使用を続けてもヘタリと言われるような性能の低下が起きないきわめて優れた品質のものです。

グラス・ファイバー・ロッド

カーボン・ロッドが主流になる前は、このグラス・ファイバー・ロッドが主流でした。

バンブー・ロッドよりは、軽く、値段も非常に手頃ですが、反発力では劣るところが難点です。

それを補填するために、ロッドの断面を太くして肉厚に仕上げないといけないために、カーボン・ロッドに比べると重くて太いといったものになってしまいます。

でも、グラス・ファイバー・ロッドには、このロッドなりの良さがあって、それを好む人も結構います。

バンブー・ロッド

バンブーと言えば、竹!と、ピンとこられる方も多いでしょう。

そうです。竹竿なんですね。でもただの竹竿ではなく、竹を三角形にカットしたものを6本貼り合わせて作られています

もちろん、先に行くに従って細くテーパーを付けて作ります。
このバンブー・ロッドは、高価であったり、重いと言う点でなかなか最初の一本と言うわけにはいきませんが、とても釣り心地が良くて、一度は手にしてみたいとフライフィッシャーならば誰もが思う一品ではないでしょうか?

また、自分で手作りをされている方も多いです。
わたしも実は、作ってみようかなと思った口です^^

長さに関してですが、渓流用のロッドの長さとしては、7フィート~9フィート前後のものが一般的になります。

またロッドでの表示のされ方は、7′(7フィート)とか8’6″(8フィート6インチ)などと表示されます。

1フィートってセンチに直すと?という疑問はもっともです。
私も最初は、調べもしないで使っていました(汗)

1フィートは、約30センチ。厳密に言うと30.48センチですね。
1インチは、約2.5センチ。厳密には、2.54センチです。
1フィート=12インチ=30.48センチと言う計算になります。
この計算でいくと、8’は約2メートル44センチです。

このロッドの長さですが、長さだけを考えた場合、長い方がラインコントロールは楽になります

でも、樹木の覆い茂った場所の多い渓流などでは、反対に扱いが難しくなります
それと長いと飛距離が出ると思い込んでいる方も多い様ですが、実際はそうでもありません。

それから、ロッドの表示に関して、もう少しだけ書いてみますね。

ロッドには、適合ラインというものがあります。
たとえば、ロッドの表示に8’#3~4と書いてあれば、このロッドは、8フィートですよ。3番か4番のラインを乗せてくださいね。と言っています。

これが適合ライン表示と呼ばれるものです。
この適合ライン表示とは、このロッドが一番性能を発揮させる事が出来る重さのラインが、3番・4番ですよ~と言うことです。

このラインとは、もちろんフライ・ラインの事ですが、重量別にいくつかの段階に分かれています。

#と言うのは、番の事。
数字が多くなるほど重くなります。

ですから#3よりも#4の方が重いんですね。

そして、ロッドは、前後する2段階の重さのラインに適合するように作られていることが多いです。
ですが例外もあります。

フライ・ロッドは、ラインの重さを前提として、その反発力を計算した上で作られています。

ですので、それ以上に重いライン、または、軽いラインを使ってもうまくキャストができなくなります。
この原理を知った上でロッド、そしてフライラインを選ぶようにしましょう。

フライラインに関しては、フライラインにはどんな種類や重さがあるの?を参考にしてくださいね。

あなたにとっての「コレ!」
と言った1本が見つかりますように…。

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