フライフィッシングを初めてするならどんな釣り方が良い?
フライフィッシングが初めての方にお勧めするならば…
フライフィッシングには、いろいろな釣り方があります。
ドライフライ・フィッシング、ニンフフライ・フィッシング、ウエットフライ・フィッシング、ストリーマーフライ・フィッシング…
フライフィッシングの魅力って??
フライフィッシングの魅力ってなんだと思いますか?
これは、いろいろな意見があるかと思いますが、私は、渓流というフィールドでドライフライ・フィッシングをすることだと思っています。
これはあくまでも私の個人的な意見ですが、やっぱりあのフライにボコッと出てくる魚の印象がどうしても忘れられません。
ウエットにはウエットなりの、またニンフにはニンフなりの楽しみ方がありますが、ドライフライ・フィッシングの楽しみを知ったならば、病み付きになるのではないでしょうか。
決して押しつけるわけではありませんが、これからフライフィッシングを始める方にお勧めするのならば、やはり渓流でのドライフライ・フィッシングをお勧めします。
理由に関しては、先ほど言った魚がフライに食らいつくところが見えて楽しめること、そして初めての方でもフライフィッシングの醍醐味を味わえることと気軽に楽しめることができるからです。
ストリーマーを使った釣りは、大河川や湖が主体になります。
非常にスケールが大きなフィールドで行うためにキャスティングテクニックや経験が伴わないとなかなか釣りにならないことが多いです。
その上、魚の居着いているポイントがつかみにくいためにどこを狙って良いのかもわからないことが多いです。私も未だにポイントは、はっきりとわかりません。
でも渓流であれば、手頃なフィールドで、ラインも4~5メートル、多くても10メートルほど出せれば、充分釣りになります。
流れも変化に富んでいるため魚のいるポイントも掴みやすいことなどが上げられます。
そのため、ちょっとしたキャスティングの練習をして、簡単なノウハウで、初めて釣りをする方でも充分に釣りになるので楽しめるはずです。
渓流のドライフライ・フィッシングはスリリング
ドライフライは水面に浮かせて使うのですが、このドライフライの流れる様子を見ながら、魚が出てくるのを待つ釣りなんですけど、冒頭近くにも書きましたけれども、これが本当に面白いんですよね。
一般的に渓流魚は、流れてくるフライをめがけて、水面下からガボッと水面を割って出てくることが多いんですが、その様子を目で確認して釣ることが出来ます。
もうその瞬間と言ったら本当にスリリングそのもの!
言葉では言い表せません。
だからこそ、私はドライフライ・フィッシングが好きなんですね。
これは、たぶんやった者であれば、ほとんどの人がそう言うのではないでしょうか。
餌釣りなどのようにその場所に留まって、釣りをしていることはありません。
常に渓流フィールドでは、渓流の変化に富んだポイントを移動して歩き、そのポイントも自分で選んで釣るわけですから、自分の判断が当たって、魚が出てきた時の喜びは、もう何ものにも変えがたいものがあります。
そういった意味で、初心者の方が初めてフライフィッシングで釣りをする場合は、渓流フィールドでのドライフライ・フィッシングをお勧めします!
渓流のドライフライ・フィッシングを知るとフライフィッシングがよくわかる
渓流でのドライフライ・フィッシングは、フライフィッシングのすべてを網羅しています。
ここで必要になってくるテクニック、キャスティング、そしてタイイングやフィールド学など、すべてがフライフィッシングの基本です。
他にもニンフフライ・フィッシング、ウエットフライ・フィッシング、ストリーマーフライ・フィッシングなどと釣り方は色々とありますが、それらは、この渓流ドライフライ・フィッシングの応用範囲的なものであって、タックル類も流用は可能です。
キャスティングの練習が相当量必要となる、湖や大河川での大物釣りをするのも良いですが、実際に釣ると言うことを考えれば、楽しみは渓流でしょう。
釣りを楽しみながら、徐々に上達をして、また、水生昆虫のこと、渓流魚のこと、そういった生態を知る上でもやはり渓流フィールドは最適です。
そして、タイイングのバリエーションが豊富な事もドライフライ・フィッシングに勝るものはないでしょう。
前にも書きましたが、自分の作ったフライで一匹の魚をかける瞬間の何とも言えないあの感覚…。
実際に試してみませんか!?