メカジキの吻は馬並み!!なぜ折れないの?
メカジキって知ってますか??
マカジキ、メカジキ、カジキマグロ…。
そうそう、あの角のあるお魚の仲間。あの角みたいな部分を吻(ふん)と言うのですけどね。
あの吻がなぜ折れないのか?
不思議だと思いませんか?
私もずっと不思議だったんですよ。
折れないみたいだし、あの吻を使って狩りを行っているんですよ。それも知っていました?
では、少し調べてみたので^^
少しメカジキについて書いてみますね。
メカジキの吻が折れないのは
メカジキって、難しいことを言うと、スズキ目ーメカジキ科に分類されるカジキの仲間だそうです。メカジキの英名「Swordfish」と言うらしいです。そして、また難しい話しになりますが(汗)
このメカジキを学名では、「Xiphias fladius」と言います。で、この意味はラテン語でメカジキの仲間を表す「Xiphias」。そして、古代ローマ時代の兵士が使っていた両刃の剣。「gladius」の語を組み合わせて学名とされたみたいですね。
もちろん、英名だけではなく日本名もちゃんとあります。
日本名は、眼梶木、女梶木、眼旗魚、女舵木と言ったような漢字があてられています。どれが正しいのかまでは、私にはわかりません(汗)この名前の付いた、由来は目が大きな事、そして性質がどう猛で、なんと自分よりも大きなクジラにまで突進していったり、船の舵を取る堅い木を、吻で貫くところから付けられたようです。でもあの堅い木を貫くなんてどんな硬い吻なんでしょう…?
それと分類学上の区分では、メカジキ科に分類される現生種はこのメカジキ1種類だけだそうです。大昔にもいたそうですが、今はもう化石でしか見られないみたいですね。非常に残念ですね。と言うことはですよ、このメカジキがいなくなったら絶滅と言うことですよね。絶滅危惧種にならないようにしたいですね。今は、カジキ全体が保護種になっているようですが。
他のカジキ類と比べると、このメカジキ面白い事があるんです。
紐状に伸びた腹びれがない、そしてウロコがない、それと特徴的である体の大きさに比例して頭と目が大きいこと。そして吻が他のカジキ類よりも長いといった特徴があるんですね。
同じカジキでも随分と違いがありますね。
そして、体も大きい。全長が4メートル以上になって体重も300キロを優に超えるそうです。
一番大事なことを忘れていました。冒頭にもあげてある「カジキマグロ」これは、全くの別物です。と言うか存在しないんですね。ただ、延縄(はえなわ)漁業で、マグロなんかと同じ網にかかることから混同して呼ばれているだけとのこと。正しく覚えなければいけませんね。魚に対しても失礼です^^
このメカジキ食べると美味しいらしいです。ちょっと Google や Yahoo! で検索してみると、レシピ関係のものばかりが出てきます。私は、まだ食べたことがないのですが、今度スーパーや市場で見かけることがあったら買ってみようと思います。さて、どんな味なんでしょう? 刺身でもいけるらしいですし、照り焼きやムニエルなんかもいけるんじゃないでしょうか^^
さて、随分と吻が折れるのか折れないのかという話しから遠ざかってしまいました(汗)
吻はなぜ折れないのか?
このメカジキ、なんだか特異なことをして骨を自分自身で、修復して硬くすっごく丈夫に維持しているんだとか。人間にもこんな力があれば骨を折るなんて事もなくなるのでしょうね。また折ってもすぐに生えてくるんでしょうか?
メカジキの吻は、外からのとてつもなく大きな力に耐えることができるんだとか。でも、まだいまは研究段階で、どれだけの大きな力に耐えられるのかは、わかっていないらしいです。一説には馬並みかそれ以上という話しがありますが。
でもですね。ここが驚くところで、例え損傷を受けた場合であっても、修復できることが、今回の研究でわかったそうです。
折れたとしても生えてくると言うことですよね…。
ただ、このメカジキ、ほ乳類が持っているような修復細胞がないみたですね。じゃあ、どうして傷ついて欠けたり、折れたりしたものが生えてくるのか?
それは、未だ謎だそうです…。
今後の研究によって明らかにされていくのでしょうね。
そして、それが明らかになった場合また医学が進歩していくのでしょう。と私は思います。