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ヤマメ?サクラマス?違いは!?

2014年10月25日

ヤマメとサクラマスってどう違うのか?よくこれも議論されたりしますよね。

でも…
おもしろいテレビ番組をやってました。

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ヤマメとサクラマスの違い

ヤマメとサクラマス。
卵の段階では、まだどちらになるかわからないと言うんです。
でも、ヤマメとサクラマスについては、結局は同じなんですね。降海型をサクラマス。サケと同じように川で生まれて、海に降りて、また生まれた川に戻ってくる。それをサクラマスと言います。

そして、陸封型。
海に降りずに川にそのまま留まったヤマメのことをヤマメと呼んでいます。そのまんまですが^^

今日やっていたテレビ番組の中では、生まれて育っていく内に餌の採り方で大きさが変化するのですが、不思議なことに川にいるときに大きな個体ほど河川残留型になるんですって。普通は反対のように思いますよね。私は、絶対に大きくなった方が降海型になるんだと思っていましたからね。

でも、反対なんですよ!

小さい方、要するに稚魚の段階で生育競争に負けた者、餌を充分に獲ることが出来なかった者が降海型になるらしいです。不思議ですよね~。そして、なんか納得出来ない^^

何割が川に戻って来られるのか

降海したヤマメの内、何割がサクラマスとして自分の生まれた川に戻って来られるのでしょう?

それは、約1割だそうです。非常に少ないですよね。そして、川に戻ってきてからもさまざまな困難が待ち受けています。まずは自然の川の流れ、滝、自然災害。そして、熊などに補食されて命を落とす者もいます。そういったことを考えると卵を産むまでにどれくらいの数になるのでしょうね。
なんかそういったことを考えると切なくなります…。

九州と北海道を比べた場合、九州では100%の個体が河川残留型になるそうです。そして、北海道の場合は、4分の3が海に出て、4分の1が雄として川に留まるそうです。と言うことは、雌はほとんどが降海型と言うことですね。

繁殖期

サクラマスは8月になると赤く腹が染まってきます。そして雄はくちばし?が出てくるようになります。その赤い色が非常に綺麗に染まって観る者を圧倒します。

繁殖期が始まると、雄同士が雌を取り合う争いがそこここで…。
これは、他の動物でもそうですね。いや、人間界でもそうでしょうか。

降海型のサクラマスが川に戻ってきたとき大きさは、約40~50センチ、体重も3キロほどになります。河川残留型はせいぜい大きくなっても20~30センチ、体重は100グラム。大きさでは30倍ほどの違いがあると言います。

そして産卵期には、このヤマメもサクラマスに混じって産卵に参加します。なんかずる賢い感じなんですけどね。サクラマス同士の産卵行動に混じって雄のヤマメが放精をするそうです。

でも統計によると、降海型が川に帰ってくる頃は、雌雄の割合が4:1になるそうです。そのため、ヤマメとペアになることもあるそうですよ。そして雌のサクラマスが産卵場所を見つけると例えサクラマス同士でペアになっていたとしても必ずその回りにはヤマメの雄がいるのだとか…。

そして、サクラマスの放精に混じってヤマメも放精するらしいです。
子孫を残すための知恵なのでしょうね。

いずれにしても、そんな自然形態をいつまでも残して行きたいですね。
そのためには、乱獲はやはりしちゃいけないです。

釣りをするのも食べるのではなく、ちゃんとリリースも考えて欲しい物です。最近ではやっと餌釣りの人達の間でもキャッチ&リリースという言葉が根付いてきたようで、多くの釣り人がそうされています。

一番、やってはいけないことが、北海道で昔からある新子狩りと呼ばれる行為です。まだ稚魚、幼魚の内に釣り上げてしまいそれを食べる行為。これでは、魚がいなくなるのは当たり前です。大体が6月7月までは、ヤマメを釣ることが禁じられているのですから、きちんと守りましょう。

もし、針に掛かったら逃がしてあげましょう。

強く願います!!

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