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魚の体の仕組みと機能とは?

2014年12月18日

仕組み、そして機能ってどうなっているんだろう?
どうやって餌を見つけることが出来るんだろう?
そんな疑問が湧いてきました。

ちょっとだけ見ていきましょう。

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魚の体のしくみ

魚が餌をどうやって見つけるているのかを知ることが出来れば、釣りもしやすくなると思いませんか?

私は、知っておいて得はあっても損はないと思いますね^^

まずは、渓流魚の魚体に関して、見てみましょう。
渓流魚は、流線型の体をしているものがほとんどですね。この流線型の体には、太くて大きな尾びれがあるんですが、これは、魚が渓流の流れの中で、自由自在に泳ぐためのものなんです。

そして、あごが強くて細かい歯がびっしりと並んでいます。よ~く見るとヤマメなんかも結構鋭い歯だったりします。これは、小魚とか昆虫を餌にしているので、自然とそんな強いあごや鋭い歯が必要になるんですね。まあ、実際は丸呑みなのではと素人的には思ってしまいますが…。そして、捕まえた餌は、人間と同じく胃で消化されて、腸で栄養として吸収されていきます。

フライをやる人なら、結構ストマックって気にすると思うんですが、だいたい最初の一匹を釣ったらストマックポンプを使って胃の中身を見ますよね。今日、魚たちは何を主に食べているのかなぁ~って。そして、新たにフライをセレクトしていくと思います。

そのストマックを調べる限りでは、噛み砕かれた、昆虫が出てくることって少なかったりしませんか?と言うよりも食べたばかりだと、そのままの形で、上手くいくと食べたばかりの昆虫などが胃に残っていたりしますよね。

この辺は、噛み砕くのか、丸呑みなのか、意見の分かれるところでもあるかも知れません。私は、実際に噛み砕かれた残骸って見たことないかなぁ~。

そして、魚は常に上流に頭を向けて泳いでいるんですが、これは、水の中に溶け込んでいる酸素をエラから体内に取り込むためなんです。

この辺までは、たぶん、小学校?でも習ったかと…。

魚にも感知能力があった

実は、魚にも見ることはもちおん、聴くことが出来るんです。フライマンだけでなく、ほとんどのアングラーが知っている事でしょう。水辺を歩く時は静かにって…。

聴くことができるなんて言うのは、初耳の方も多いかもしれませんね。

人間に五感があるのは、ご存じのとおりだと思います。この五感と言うのは、聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚の5つですね。

魚にも同じように、当たり前ですが、感覚器官があったりします。
さすがに五感とまでは言いませんけれどね^^

餌を捕るため、そして敵から身を守るために絶対的に備わっているものですね。

聴覚にあたるものは、内耳器官と側線器官と言われる部分。この2つの器官を使って音のする位置、そして距離、大きさ、動くものであれば、スピードをも知ることができるらしいです。

音って空気中よりも水中の方が、早く伝わるみたいですね。

だからこそ、釣りに行ったときは、音を立てずに静かに釣りなさいと言われるんですね。これをフライフィッシングでは、ストーキングと呼んだりします。

魚の視覚と見え方

フライフィッシングで特に気を付けなければいけない部分が、魚の視覚ですね。魚は頭の側面に付いた目で、ものを見ますが、水中から水面を視たときに、はっきり見える部分と、ちょっと見えづらい部分に分かれています。

はっきりと見える部分は、水面に向かって頭の位置から97度の中心角を持っている円錐形をした水中の部分らしいです。そしてそこから広がる水面上の部分のフィッシュ・ウインドウと言われている部分になります。

フィッシュ・ウインドウから外れた部分の水面部分は、カガミ状になって見えるので、水面に、例えフライがあったとしても、魚にはそれが何かは分からなかったりするようです。

それでも、水面に何かがあることぐらいは、分かるようですね。これは、鏡状の水面が明るくなっていたり、シルエットになっていたりするので、ぼんやりだけれども何かがあることくらいは、分かるようです。

フィッシュ・ウインドウといった見える部分が出来たり、鏡状になって良く見えなかったりするのは、光の屈折によるもので、これを、ミラー現象と言っています。

魚は、見渡すことの出来る空気中で見える部分と、このぼんやりと見える部分から餌かどうかを判断して補食しているみたいです。そして、餌がこのフィッシュ・ウインドウに入ると同時に補食をします。水中でも水面でも一緒ですね。

実際に流すフライにとって大切になってくるのは、全体がそっくりとかよりも、羽の形とか動きなどで、餌を連想させることが重要らしいです。この辺は、フライを見ても明らかですね。フライって一見何を模しているのか分からなかったりしますから。

魚は色の識別も出来る

魚は、色の識別もちゃんと出来ているようですね。これは、ルアーの人の方が良く分かるかもしれません。赤金や青金、黒、ゴールドなど色々と使い分けていますよね。フライは、結構まとまった色が多いです。オリーブ系とかブラックとか、茶系とか…。

実釣している中で、その日のヒットフライって必ず出てきます。天候によっても違って来ますし、季節によっても違って来ます。これは、ルアーでも言えますね。

実は、川の水の色って川底の石の色などの影響を強く受けるんです。魚には、川の水は、色の付いた水に見えているらしいです。まあ人間にもそう見える場所は多いんですが…。私の家の近くの川は緑色に見えます。上流に行くと透き通っていますけど…。

ですのでフライの色も人の見た目と、魚からの見え方では違った色になっているようですね。まあ当然と言えば当然なんですが…。

でも、魚ってどれくらいの色の判断が出来るのでしょうね。人間だって何百種類もある色の区別なんて完全には出来ないような気がしますが…。どこまではっきりと色として捉えられているのか、少し疑問でもありますね。

でも、実際に釣りをしていてカラーパターンを変えた途端にフライに食いついてくるなんてことは良くある話しです。

魚は触覚で餌を見分けている

魚は、良く触覚で餌を見分けていると言われます。これは、よくわかります。なにせ、フライを咥えたと思ってもすぐに吐き出しているんですから…。なかなか魚も賢いです。

魚には、手はないので口でくわえて確かめるしかないんですが。ちょっとでも餌らしい物が流れてくれば、パクッと口で咥えてみる。でも餌でないと触感で分かるとすぐに吐き出すんです。見ていると面白いです。

魚がその行動に要する時間は、ヤマメで0.2秒と言われています。簡単に合わせられる時間ではありませんよね。よっぽどアスリートと言うか、プロボクサーくらいの反射神経を持っていても、どうなんでしょう?0.2秒で合わせられるでしょうか…。

でも、私の拙い経験値から考えると、合わせは特に早くなくても釣れてきます。
これは、田舎だからですかね…。

魚は発達した嗅覚器官も持っている

魚には嗅覚ももちろんあります。サケやサクラマスなどがよく話に出ますが、あの広い海からちゃんと生れ故郷の川に帰ってこられるのも、この川の水に含まれる物質の臭いを嗅ぎ分けているからだと言われています。

でも、相当な感覚の嗅覚ですよね。イヌなども凄い嗅覚を持っていますが、もしかしたら犬以上だったりしません?
と私は思ったりしますが…。確か犬で嗅覚は、人間の1億倍でしたっけ?

降海してあんな広い海で相当期間泳いで、いろんなところへ行って、良く迷子にならないで自分の故郷の川に帰ってこれるなぁ~と私は、本当に感心します。
どれだけの嗅覚を持っているのでしょう??

魚って知れば知るほど、面白いですねぇ~~!

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