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北海道で12月に解禁になる釣り場はここ!

2014年11月13日

先日も書きましたが、北海道であれば、年中いつでも、海・湖・川に関係なく釣りをしていいと思われている節があるのですが、実は禁漁期間なんてのもちゃんと決まっていたりします。
そして、釣ってもいい魚種なんてのもちゃんと決まっているんですよ~。

実は…、
私も一部知りませんでした(汗)

道内、そして道外からも、いや、遠くは海外からも、毎年この12月の解禁を楽しみに来られる方が多い、そんな場所を紹介させて頂きますね^^

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北海道で12月1日に解禁になる場所!

それは、なんと!! そうです、あの洞爺湖なんですね。
毎年冬場は、12月1日
夏場は、6月1日

知っている人は知っている。知らない人は知らない。当たり前ですね。
毎年この日を楽しみにしている人が、本当に多いです。

超忙しい時期に会社を休んでまで、寒い中、結構深くまで立ち込んでいる人も多かったりしますねぇ~。

狙いは、チップ(ヒメマス)、もしくはサクラマス(ヤマメ)が多いのかなと思います。ん~と中にはニジマスなんて方もいるのかな? でもやはり1番はヒメマスでしょうね。この時期に洞爺湖で釣れる魚の大きさ、全てが半端ないです!!

ヒメマスで40センチクラスオーバーは、意外に当たり前だったりしますからね。他の湖でしたら、きっとこのヒメマスの大きさだとランカークラスかもしれませんね。

ヒメマスでも60センチ以上の、どでか個体もチラホラとあがった話しを聞きます。

サクラマスももちろんモンスター級のデカサクラマス!
洞爺湖おそるべし!!

Sakura

でも、チップは、口が軟らかくてバレる事も多いので気を付けなければいけません。結構皆さん取り込み途中でバラしていますよ。

解禁日と釣って良い魚

洞爺湖では

期間:夏場6月1日~8月31日 冬場12月1日~翌年3月31日
時間:午前4:00~午後7:00
上記の期間を解禁日としています。

これ以外の日は、禁漁となります。
釣り方は、船釣・陸釣の両方可能です。
ですが、船釣りに関しての夏場の釣りは、6月1日~6月30日の1ヶ月間限定となります。

釣って良い魚種に関しては

  • にじます
  • ひめます(チップ)
  • やまべ(サクラマス)
  • こい
  • ふな

になります。

禁漁区域

また、下記の区間は解禁期間であっても禁漁区域になりますので、ご注意下さい。

  1. 中島の周囲湖岸から沖合2,000m以内の水面
  2. 北大洞爺湖臨湖実験所及び洞爺孵化場の左右沖出し各1,000m以内の水面
  3. 菅原川の河口より洞爺村の境界までの間の左右沖出し1,000m以内の水面
  4. 北電洞爺発電所放水路及び長流川洪水取水所放水路の左右100m沖合100m以内の水面
  5. 安宅川の湖岸より上流1,500mの間
  6. 壮瞥温泉サンパレス前浜に設置した標柱より左右250m、沖合100m以内の水面

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大きさ制限

それと大きさ制限もあります。大きなものはリリースしなくても大丈夫ですが、下記のような小さなものに関してはリリースが鉄則です。これは将来の資源を守るために、また自分たちが釣りをこの先も楽しんでいくためにも必ず守ってもらいたいものですね。

まあ今では、皆さん大きな個体でもキャッチアンドリリースをされていて、遵守されているようですので心配はないと思うのですがね。中には漁師の血が騒ぐ人も多いようで…。

  • ひめます(チップ)、にじます、やまべ(サクラマス)
    全長15㎝未満
  • こい、ふな
    全長10㎝未満
  • わかさぎ
    全長5㎝未満

遊漁券の購入を忘れずに

洞爺湖で、ヒメマス(チップ)、ヤマベ(サクラマス)、ニジマス、コイ、フナなどの釣りを行う場合には、漁協の関係で遊漁料がかかります。この遊漁料を支払って遊漁承認証を持っていないと漁協の方に注意を受けますよ~。最悪は強制退去もあったり…。

漁協があっての洞爺湖の釣りですからね。この辺も大人としてきちんと守りましょう。子供だから良いわけでもありません^^

漁協が魚の放流やらなにやらをされて管理をしているわけですから、これは当然資金がかかります。釣人は釣らせて貰っているという感覚で良いのではないでしょうか?

私は、漁協があって本当にありがたいなと思っています。そのおかげで釣りを楽しむ事が出来るのですから。そのまま放っておいたらきっと魚はどんどんと減る一方でしょう。確かに釣り人口自体が減ってると言っても、釣られて持ち帰られればいなくなるのは当たり前ですよね。マナーだと思いますよ。

それと、釣場での監視員からの直接購入は若干高くなったりするので、釣りをする前に遊漁券は購入しておいた方がお得です。

  • 1日券:1,200円
    (陸釣り、船釣り同じ。但し、陸を含む湖上にて遊漁券を購入する場合は、1,500円になります)
  • 6月1ヶ月のみのシーズン券:10,000円
  • 年券:20,000円
  • ワカサギ 1日券:500円

遊漁券は、下記の販売所で購入できます。もし、購入し忘れた場合や夜中に到着した場合などには、漁場監視員が必ず巡回していますので、その場で漁場監視員へ1,500円を支払って遊漁券の購入をしましょう。

壮瞥町

●洞爺湖漁業協同組合
壮瞥町字仲洞爺123番地
TEL0142-66-2312 

●洞爺マリン 壮瞥温泉営業所 8:00~17:00
壮瞥町字壮瞥温泉62番地
TEL0142-75-3467

□セイコーマートふじさわ
壮瞥町字滝之町247-5
TEL0142-66-2024

□セイコーマート壮瞥温泉
壮瞥町字壮瞥温泉52-2
TEL0142-75-1199

洞爺湖町

●北海ホテル
洞爺湖町字洞爺湖温泉147
TEL0142-75-2325

●洞爺湖温泉中央モーターボート
洞爺湖町字洞爺湖温泉29
TEL0142-75-2603

□とうや水の駅 4/1~10/31 9:00~18:00 11/1~3/31 9:00~17:00
洞爺湖町洞爺町100
TEL0142-89-3108

□セイコーマート洞爺たなか
洞爺湖町字洞爺湖温泉38-1
TEL0142-75-4182

□洞爺湖農協 Aコープ洞爺店 9:00~18:00
洞爺湖町字洞爺町77番地
TEL0142-82-5875

伊達市

●松本釣具店
伊達市錦町92-16
TEL0142-23-2586

※●は、一日券+年券+シーズン券(6月1ヶ月のみ有効)を販売。
 □は、一日券のみを販売。

洞爺湖の釣りポイント

浮見堂

浮見堂前の湖底は、急激なカケアガリになっているので注意が必要ですね。ここは、6月のシーズン期には、サクラマスが狙えるポイントです。大型のニジマスの実績もあるようですが、最近はあまりニジマスは釣れない感じですね。

それとこの浮見堂周辺は、公園ですので、夏期には観光客やキャンパーなどが多く出入りするために、釣りをするときは十分な注意が必要ですね。

洞爺湖_浮見堂公園

岩屋

湖岸沿いの湖底に大岩がたくさんある場所で、中・小型の魚が良く集まってきます。ここは、サクラマスのポイントで、夏期の早朝には、多くのライズが見られます。

湖岸に樹木が張り出しているため、フライフィッシャーにはやや難のあるポイントになるかも知れませんね。

旭浦

洞爺湖の名釣りポイント「青淵」がある場所ですね。

ウグイやエビが多いので、それらを餌にする魚たちが集まる場所でもあるんですが、ここは、シーズンを通して人気のある場所なので、人が多いのがたまにきず。

じっくりと沈めてスロー・リトリーブで探りを入れて釣るのが基本の場所です。

月浦

このポイントは、足元から急に深くなっているので立ち込みには、十分な注意が必要と言うか、立ちこめない場所が多いです。

そのため、フライフィッシャーには、ちょっと不利な場面もあるかもしれませんね。

湖岸からは、ヒメマスが狙えるポイント。そして、サクラマスの回遊も多い場所です。

Toyako_Onsen

仲洞爺キャンプ場前

ここは、湖底が一部岬状に伸びた浅瀬のポイントがあって、その沖合をトラウトたちが回遊するコースになっています。

キャンプ場の南側に沢が流れ込んでいて、湖の水温が上昇したときなどは、ここに冷たい水を求めて多くの魚が集まります。

上記5箇所が洞爺湖での主な釣りポイントです。洞爺湖は、湖岸に沿って湖を1周する道路があるので、湖へのアプローチは簡単にできます。

そして、岸から狙えるポイントも結構多いのでフライフィッシングでもルアーでも狙いやすい湖だと思います。

湖岸のポイントは、カケアガリが多いんですが、遠浅の砂利浜などもあって、非常にバラエティーに富んでいます。

有名ポイントは上記に挙げた5箇所です。
このポイントに入る場合は、ほとんどの方が知っている場所なので人が多いのは覚悟の上で釣行が必要ですね。

洞爺湖の道路を一周してみて、人が少ないところで釣りをしている人がいれば、きっとそこが…。

他にも隠れポイントと呼ばれるポイントもあるようですが、私にはその場所がわかりません。わかったとしても、なかなか、こんな公の場ではお伝えできませんが(汗)

洞爺湖は、禁漁区が多く、その境界線もわかりづらい場所もあるので気を付けなければなりませんね。事前に確認が必要です。

そして湖畔には、温泉やキャンプ場などの宿泊施設も多いので、泊まりがけで釣りをされる方が結構います。昔は私も通いで行けたのですが、今では洞爺湖に行くときは、温泉に泊まりがけですね^^

洞爺湖温泉

私には、冬場の釣りに欠かせないものとして、温泉があります。
必ずと言っていいほど、冬場に釣行する場合には、どこに行ったとしても、冷えた体を温泉で温めてから帰ります。

そうしないと鼻がジュルジュルで…

釣りの後の温泉ほど、気持ち良いものはありません。
まあ、大量に釣れた時や大物が釣れたときは、もっと気持ち良いのですけれどね。

あまり知られていませんが、人よりも大量に釣れる方法も実はあったりします^^

onsen

洞爺湖温泉、知らない方はあまりいないのではないでしょうか?
2008年に「北海道洞爺湖サミット」が開催されて一躍有名になりましたね。

そして、1982年から始まった「洞爺湖ロングラン花火大会」でも、旅行者の間では有名なのではないでしょうか?

毎年4月~10月末まで行われます。
毎夜8:45~20分間行われる、花火大会。短い時間ですが、見られない時期に見ることが出来る花火と言うのも乙なものです。

また、2000年に起こった有珠山の噴火によって、一時期は洞爺湖温泉の存続すら危ぶまれた時期もありましたが、今では、いろいろなイベントがたくさん行われていて、活気を取り戻していますよ。

例を挙げると

  • 洞爺湖ロングラン花火大会
  • とうや湖観光朝市
  • 洞爺湖温泉夏祭り
  • アイアンマン・ジャパン北海道
  • 水中花火5連発
  • 北海道ツーデーマーチ
  • 洞爺グランフォンド
  • 10月8日の「とうやの日」
  • 大秋穫祭
  • 洞爺湖温泉イルミネーションストリート
  • 洞爺湖温泉イルミネーショントンネル
  • グデングデンヘブンツアー
  • センターチューブパーク
  • 洞爺湖温泉冬祭り
  • とうや冬まつり

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詳細は省きますが、色々と考えられています。

ぜひ、洞爺湖に冬でも夏でも釣りに行くのでしたら、温泉に行ってみてはいかがでしょう? 12月ならば、温泉もさることながら、イルミネーションも綺麗です^^

また、違った意味での釣りの楽しみを味わえると思いますよ!

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