フライフィッシング入門で最初に揃える道具は?
最近、またフライフィッシングを始めようと思っている方が少しずつ増えているような気がします。
フライフィッシングを、初めてやってみようかなと言う方のために、少しだけ書いてみようかと思います。
まず、最初に何を揃えれば良いのか?
そこが一番気になるところでは、ないでしょうか?
フライフィッシング入門
釣りの中でもフライフィッシングって、入門者にとっては、少し敷居が高いと思われている方も多い様です。そう言っている私もそうでしたね。
なんかフライフィッシングに出てくる言葉がいろいろと横文字が多かったり、道具もたくさん必要そうに見えたり、その道具も高そうに思えたり、そしてなんと言っても、フライキャスティングがすごく難しく思えたり…。
そんなこんなで、最初はやっぱり躊躇して、なかなかフライフィッシングという世界に入るまで時間が掛かりました。
まあ、その世界に浸かってしまえば、なんにも問題無かったんですけどね。
いや、そう言ってしまえば嘘になるかもしれませんね。
実際に、キャスティングもなかなか上達しないし、タイイングも(汗)
でも、釣りに関して言えば、釣ることは出来るので、問題なしと^^
そんなに理想高く持っていません。
理想をあげれば、切りがないですよね。
例えば、キャスティングのループは絶対にタイトループを描かないといけないとか…。でも、タイトループだけじゃダメなときもあるわけで…。
そして、タイイングに関してもスラッとしたものじゃなきゃ…とか。
決して細いだけがいい訳じゃないんです。
ある意味、この世界も常識が非常識な部分もあるわけですね。
世の中も一緒ですよね。
私にとっての常識が、必ずしもあなたの常識とはならないように…。
でもルールは、あって当然だと思います。
何事もルールがあるからこそ良いのだと思います。
しかし囚われ過ぎるのは良くない…。
と思います。
ルールの中で守られていることって多いですよね。
もちろん命もです…。
交通ルールがなければ、どんなことになっているでしょう。
考えただけでも、恐ろしい。
これは、釣りの世界でも一緒だと思います。
ああ…、また話しが脱線していく…(汗)
フライフィッシング入門者が最初に揃える道具
フライフィッシングを初めてする場合に、最低限必要なものを少し見てみましょう。
ここでは本当に最低限、これがなければ始まらないというものだけにしておきますね。
管理釣り場と渓流では、またちょっと変わってくるのですが…。
最初から、渓流に出られる方は少ないと思いますので、本当に最小限のものだけをここでは、あげておきますね。
フライフィッシングでは、聞いた事があると思いますが、道具のことをタックルと呼びます。
フライロッド、フライリール、フライライン、リーダー、ティペット、フライ。
これらで構成された物をタックルと総じて呼んでいます。
なので、このタックルが絶対に必要な物となります。
それとアクセサリー類がちょっとだけあれば、管理釣り場では、問題無く釣りが出来ると思います。
では、それらについて簡単にご紹介をさせて頂きます。
フライロッド
フライロッドと言う名前が付いているので、もちろんこれは、フライフィッシング専用の竿になります。
種類もたくさんあって、あと竿の調子なんかもいろいろと違うので、選ぶときは大変だと思います。
一応フライロッドに関しては、別記事のフライロッドの種類と選び方は?と言う記事で詳しく書いていますので、そちらを参照して頂ければ少しはお役に立てると思います。
フライリール
このフライリールもフライフィッシング専用のリールになります。ルアーなどのリールとは全く違います。
他の釣り用のリールは、ギア比が高かったりするのですが、フライのリールに関しては、1:1になります。
この辺のことも、詳しくは別記事のフライリールにはどんなものがありますか?と言う記事に書いてありますので、こちらも参考にして頂けると、また少しは理解が深まるかと思います。
フライライン
フライラインに関しても、厳密に分けていくと結構な数になります。
また、機能面でもいろいろと違いがあったりします。
でも、最初は、ロッドに合わせた番手のフローティングラインがあれば良いのでは、ないでしょうか?
私、実は初めて購入する時にフローティングラインとシンキングラインを同時に購入しました。
しかしながら、シンキングラインの出番が…。
ほとんどありませんでした(汗)
管理釣り場に行っても、あまり出番がありませんでした。
と言うか、最初の頃は、使い方も知りませんでした^^
それに遠投も出来ませんから、使用する機会もあまりなかったんですね。
なので、フローティングラインでダブルテーバーをオススメします。
ラインに関してもフライラインにはどんな種類や重さがあるの?という記事を書いていますので、そちらを参照してみて下さいね。きっと参考にして頂けるはずw
リーダー
リーダーも種類が豊富になりましたね。
ショートリーダーにロングリーダー、それに番手もさまざま…。
始めたての頃って、何をどう選んで良いのかも分からなかったりします。
なので私は、入門キット(コンボキット)をオススメしていたりします。
ただ、予算的に余裕があって、これから本格的にフライフィッシングをやるんだ!と言う方は、また別です。
弘法筆を選ばずと言う言葉もありますが、良いものに超したことはありません。
ただ、値段が高ければ良いものと言う錯覚だけは、しないで下さいね。
なんでもそうなんですが、全てが安かろう悪かろうと言ったことではありません。
中には、企業努力で安くて良いものを提供しようと言うところが、今では多くあります。
もちろん、このフライフィッシングの世界でも一緒です。
100均を例にとっても分かりますよね。
あなたも一度は、100均に行かれたことがあるのでは?
十分使えますものね。それに種類も豊富です。
ユニクロにしてもそうじゃないですか?
安いけど、商品も良い!
値段以上のものを提供してくれるから、あれだけ流行っているのだと思います。
私も100均やユニクロ、ホントに良く利用させて頂いてます。
また、話しがずれ込んで(汗)
このリーダーに関しても、別記事でフライリーダーの太さと選び方!ティペットの選び方は?と言う記事を書いていますので参考にして頂けると幸いです。
ティペット
これもリーダー同様選び方があります。
その辺に関しても、リーダーの別記事、フライリーダーの太さと選び方!ティペットの選び方は?の記事に書いてありますので、参照していたければと思います。
リンクばかりですいません(汗)
ティペットの先に付けるもので最後ですね。
それがフライです。
フライ
フライも、ホントに沢山の種類があります。
数字にするとどれくらいになるのでしょう?
世界中で作られているものを対象にすると数百、いや数千になるかもしれませんね。
この数字は、確かではありません。
ちょっと調べ切りませんでした(汗)
フライフィッシング発祥の時代。
15世紀末でしょうか?
ジュリアナ・バナーズという修道女が当時で既に12種類のフライパターンを考案していました。
この辺りに関しては、フライフィッシングの母と釣りの聖書を知っていますか?を参照して頂ければ、フライフィッシングに関しての歴史もちょっとだけ紹介してあります。
フライの種類に関して言えば
ドライフライ、ウエットフライ、ニンフフライ、ストリーマーと大きく分けるとこんな感じでしょうか?
そこから、また細かく別れていきます…。
そして、個人が発明したフライなど世に出回っていない物も含めると相当な数になると思われます。
私もいつかは、自分のフライを作ってみたいと思ってますから^^
フライタイイングをしている人は、既存の物をいろいろと修正を加えて独自の物に仕上げている方が多いです。
ドライフライに関しては、またリンクで恐縮ですが(汗)
ドライフライのタイプは?パターンは?が参考になるかと思います。
ウエットフライに関しては、ウエットフライのパターンは?を参照して頂ければと思います。
ニンフに関しても、ニンフフライの種類は?が少しは参考になるかと思います。
ストリーマーに関しては、まだ詳しい記事は書いていませんが、簡単に言うと水中で泳いでいる小魚を模したフライになります。
実際にそのフライを手に取ると、小魚には見えないんですけどね。
でも、不思議なことにそのフライを水中でリトリーブ(引っ張る)すると、なんと言うことでしょう!?小魚に見えてしまうんです。
こればかりは、実際にその状況を見て判断して頂くしかありませんが…。
昔の人は良く考えたものです。
先人の知恵と言うやつですかね?
?使い方合ってますかね(汗)
で、またこのストリーマーですが、獣毛を使ったシルエット重視のもの、それとアトラクター要素を持ったマラブーでできたものの2種類に分けられます。
これもその場、その場で使い分けていきます。
フライフィッシングって、やっぱり奥が深いですね。
以上、簡単ですがフライフィッシング入門者が最初に揃えるべき道具のご紹介でした。