フライリールにはどんなものがありますか?
フライリールの使い方って、ただフライラインを巻くだけのものと思っている方も多いかもしれませんね。
でも、結構そうでもなかったりします。
たくさん、活躍してくれますよ^^
そんなフライリールに関して、簡単に書いてみたいと思います。
他にもフライリールは左巻きか右巻きか?に関しての記事も書いていますので参考にしてみてくださいね。
フライリールにはどんなものがあるか
フライリールにも種類があります。どんな種類があるのか、どう違うのかをここでは、見ていきましょう。
フライリールはシンプルな構造
まずフライリールの構造に関して。
フライリールは、構造的にも非常にシンプル、そして軽量という点が大きな特徴ですね。
フライフィッシングでは、頻繁にキャストを繰り返す釣りですから、ロッドとそれについているリールが重いと非常に難儀な釣りになります。そこで、軽量化について考えられているわけですね。
フライフィッシングでは、ルアーフィッシングのようにリールで魚とのやり取りをすることってあまりないですから、構造的にもシンプルにできているんです。そして、この点でも軽量化に貢献しています。
リールとしての構造は、ギア比が1:1のシングルアクションと呼ばれるものが一般的です。1:1と言うのは、一回転で一巻きと言った方が分かり易いでしょうか。
他の釣りでは、このリール比の値が、1:3とか、それ以上のものが使われます。と言うことは、フライリールの3倍は巻けると言うことですね。
でも、実際にフライフィッシングをする上では、不便さを感じることはほとんどありません。かえって、そうしたリールなどに頼らない点がフライフィッシングの魅力とも言えますね^^
フライリールの基本機能は、フライラインの収納力にあるのですが、それだけではなく、衝撃に対する堅牢性だったり、フライラインを巻き取るときのリーリング性なども求められます。
そして、デザイン性も、ひとつの機能と呼べるでしょう。
そういう意味では、デザイン性で見ると、格好の良いものは、やはり高いですね。私が今狙っている物も値段的に言えば、簡単に手が出ないです(汗)だからこそ、魅力的でもあるんですけどね。
でも、正直以前にも書いたと思いますが、結構釣行の際にぶつけたり、落としたりすることも多かったりします。そんなとき、高いものだと…。
そういうこともあるんだと知った上で、選ばないといけませんね^^
またフライリールは。ラインキャパシティに応じて、#3~4用とか#4~5用というように大小さまざまなサイズがあるので、使用するラインに適合するものを選ぶ必要があります。
インスプールとアウトスプール
フライリールの基本構造は、本体部、そしてスプール部という2つの部分から成り立っています。スプール部には、表面に穴が空いたものが多く、これは軽量化、そして水切れの良さを狙ったものです。
このスプール着脱に関しては簡単にできます。
リールをセットしたときにスプールが本体の内側に入るものをインスプール・タイプと言います。また、スプールのフレームが外側に露出するものをアウトスプール・タイプと呼ばれています。
アウトスプール・タイプの多くは、本体にフレームを持ちません。そのために頑丈差と言った部分では、インスプール・タイプに一歩譲ります。でもそのぶん、ラインを巻いた状態での着脱は、インスプール・タイプよりも遙かにやりやすくなります。
フィールドに出て釣りをしていると、ラインのトラブルはよくありますが、その時に、インスプール・タイプは、本体のフレームが邪魔するために、着脱といった点では正直邪魔になります。
着脱性と堅牢性、このどちらを優先するべきかを一概に言うことはできませんが、全体のデザインとか機能性、そして価格面を含めて、フライリールを選ぶ際には自分の好みと言うことになりますね。
ドラッグ機能は必ずしも必要無し?
ドラッグ機能という言葉を聞いたことがあると思います。フライにドラッグがかかるものとは、またちょっと違うんですが…。逆回転制御機能のことですね。
大きな魚が掛かって一気にフライラインを引き出されるなんてこともたまにあります。そんな時、ドラッグ機能がないと、スプールが急速に回転しすぎて、逆回転を起こしてしまうんですね。これをバックラッシュと言っていますが、ルアーをやっていてベイトリールを使ったことがある方ならたぶん、一度は経験済みだと思います。私もよくやりました。一度、バックラッシュを起こすとそれは、もう大変で(汗)慣れるまで苦労しました。
このバックラッシュ、ラインを巻き込み回転がストップするために、急激なテンションが、ほんの瞬間かかってティペットが切れるといった結果になったりします。
これを防ぐために、ある程度のテンションをかけておきます。そのテンションを調整できる機能がドラッグ機能です。
一般渓流では、そんなに必要になる機能ではないかも知れませんね。それに#3~5用のフライリールには、ドラッグ調節機能の無い物も結構あったりします。私も無い物を2つほど持っています。
でも、実際にはあって困るものでもありません。私は、ドラッグ機能の無い物は最近ではあまり使わなくなりました…。
一般的には、#6以上のタックルを使用する場合には、求められる機能だと思いますね。管理釣り場でも今は、大きな魚が結構多いですし、大川や湖沼のトラウトたちは、非常に活発な動きをします。ファイトもすごいです!
そんなときは、リールでのやり取りが絶対に必要になります。そして、ドラッグ機能は、付いていないと非常にやっかいです。
簡単にフライフィッシングで使うフライリールに関して書いて見ました。
一応、参考にしてくださいね。