/** **/テレストリアル・フライのパターンにはどんなものがある? | 初心者のためのフライフィッシング入門ガイド

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テレストリアル・フライのパターンにはどんなものがある?

2014年11月28日

テレストリアル・フライ。
これは、夏場から秋にかけては、絶対になくてはならないフライではないかと個人的には思っています。

実際、これを楽しみに毎年の夏場がくるのを待っている自分がいます。そして、また、このテレストリアル・フライはよく釣れるんです。
私の大好きなフライの1つでもあります。

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4つのタイプの陸生昆虫

この陸生昆虫であるアリとかコガネムシ、バッタや毛虫などを模したものをテレストリアル・フライと言います。

このテレストリアル・フライ、機能を見た場合には、ドライフライに分類されるものですが、使い方としては、ほとんどが完全に沈めるか、半沈み状態にして使うことが多いです。

陸生昆虫ってそもそもが、構造的にも生きていく上でも水が非常に苦手です。そして、風にあおられたりして陸地や樹木などから飛ばされて水に落下するために、自然に半沈み状態や水没、そして仰向けといった状態で流されることが多いです。

ですので、多くのテレストリアル・パターンは半沈み状態を前提にデザインされているものがほとんどなんですね。そのためパラシュートパターンが多いです。

水生昆虫の少ない山岳地帯、源流と呼ばれる場所や水生昆虫の羽化のピークが過ぎた夏以降に非常に高い効果があります。

では、この陸生昆虫に関して簡単に見ていきましょう。

ここでは、日本で多く使われる4つのタイプを見ていきましょう。

アント

これは、アリを模したもので、山岳地帯では非常に高い確率で補食されています。茶褐色のアリもいますが、大体は黒蟻を大きさを変えて巻いておくと良いと思います。

ブラック・アントと呼ばれているものですね。
これが最もポピュラーですし、また本当に抜群に効くタイプでもあります。別に山岳地帯のみしか効かないと言うことではありませんので、里川などでも有効です。フライボックスには、必ず常備しておくといいと思います。

ビートル

このビートルは、車のビートルじゃありません^^ 失礼。
コガネムシなどの甲虫類を模したものですね。日本では、非常に渓流部に多く生息している細長い形状の種類がイミテートの対象となっています。

黒か濃緑系のメタリックな質感をしたものがパターンとして使われます。マテリアルは、ピーコックハールなどのきらびやかなものが多用されることが多いかもしれませんね。私は、結構それらを使うことが多いです。

グラスホッパー

このグラスホッパーって、そもそもはバッタのことなんですね。でも、このグラスホッパーは、イナゴもカバーしています。

日本では、良く目にする緑色の中型種がイミテート対象になります。

このグラスホッパーは、最近では、非常に精巧に本物に似せているものも人気ですね。私もたまに精巧なものを作ったりしますが、あまり釣果には変わりがないので、今では簡単な昔からあるグラスホッパーで十分なのでは?と思っています。

ワーム

ワームって英語では、WORMと言います。脚のない虫。要するに青虫や蜂の幼虫のようなものを指します。毛虫は、また別で、ウーリーワームと言い、一応別な区分とされています。

黒のウーリーワームがよく使われます。
通常のワームってあまり使われることが無いように思います。餌釣りでも餌として非常に高い効果を示している緑色のブナ虫をイミテートしたものは、ブナの樹木に囲まれたフィールドでは6月以降に重宝されます。

以上簡単に、テレストリアル・フライに関して見てきました。
何か参考になれば幸いです^^

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