/** **/サケ科の代表的な渓流魚にはどんな魚がいるの? | 初心者のためのフライフィッシング入門ガイド

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サケ科の代表的な渓流魚にはどんな魚がいるの?

2014年12月17日

フライフィッシングで釣りの対象となる魚たち。
それは、どんな種類がいるのでしょう?

フライフィッシングでの主な対象魚は、渓流に住むサケ科の魚たちです。

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フライフィッシングの対象魚はサケ科の渓流魚

渓流魚たち、実は2つに分けられます。陸封型と降海型。

陸封型と降海型

陸封型は、その名の通り、陸に封じ込められたと言うわけではないのですが、川で一生を過ごすタイプのものです。

そして降海型は、サケと一緒で海で育ってふるさとに戻ってくるタイプのものたちですね。

日本の渓流で釣られている多くの魚たちは、ご存じのとおり陸封型のものになります。

降海型を専門に狙っている人たちも多いんですけどね^^

この陸封型の代表的な渓流魚には、ヤマメやアマゴ、そしてイワナ、ニジマスなどですね。

そして、これらの魚たちは、上手にひとつの川の中で棲み分けをしています。まず、最上流部、源流フィールドには、イワナ。これは、イワナが冷水性で源流の流れを好むからなんです。次にヤマメ。ヤマメは源流よりも下流にあたる渓流の上流域の流れを好みます。ニジマスは、またこの流域から下流域に生息することが多いようです。

でも、最近は、全国各地で河川や湖沼への放流活動が盛んになっているため、本来の棲み分けが崩れてきている感も否めません。実際に市街地に近い中流域にヤマメとイワナが混在しているなんてことが結構見受けられます。ニジマスも一緒に居ることが多かったり…。

この辺は、難しいところですね…。
釣人としては、非常に歓迎する部分でもありますが、実際の生態系が変わってしまうのはいかがなものか?と思う自分もいたりしますね。

サケ科の仲間一覧

ここでは、国内に限らず海外でもフライフィッシングで対象とする魚のサケ科の魚たちを紹介しますね。

生態学になるとまた難しくなるので、一応簡単に名前だけ挙げておきます。と言うか生態学なんぞ、私には難しくて分からなくなります(汗)
原棘鰭上目(げんきょくきじょうもく)なんて分かります?? 簡単にいきましょう。

サケ科と言っても、ここからまた今度は属に分かれます。

  • イトウ属
  • イワナ属
  • サルモ属
  • サケ属

そして、そこから更に細かく…。

では、そこも見ていきましょう。

これは、図で見て貰った方が分かり易いと思いますので、こちらの図をお借りして…。確認してくださいね。

fnews16
引用元:水産総合研究センター北海道区水産研究所 日本のサケ科魚類より

  • イトウ属:イトウ
  • イワナ属:オショロコマ、イワナ
  • サルモ属:ブラウントラウト、アトランティックサーモン
  • サケ類:サケ、カラフトマス、サクラマス(ヤマメ)、ベニザケ(ヒメマス)、ギンザケ、マスノスケ、ニジマス

図には、載っていないのですが、他にも

  • イトウ属:タイメン
  • イワナ属:アメマス、エゾイワナ、カワマス、ゴギ、ニッコウイワナ、ミヤベイワナ、ヤマトイワナ、レイクトラウト
  • コレゴヌス属:シナノユキマス
  • サケ属:アマゴ、サツキマス、ビワマス
  • タイセイヨウサケ属:ブラウントラウト
  • ティマルス属:アークティックグレイリング
  • ブラキミスタクス属:レノック

などがあります。

まだまだ、他にもいると思うのですが…。

楽しいですね!!

いろんな魚に対面出来るって^^
そして奥が深いので、知るほど面白いです。

だからフライフィッシングって止められない!

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