/** **/アメリカとイギリスのフライフィッシング事情ってどう? | 初心者のためのフライフィッシング入門ガイド

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アメリカとイギリスのフライフィッシング事情ってどう?

2014年10月30日

日本のフライフィッシング事情は、現在衰退状況に近いものがあります。
本当に昔から見たら、フライフィッシング人口は減ったのではないでしょうか。

それにフライフィッシング専門店が、つぶれている事もあったり、売り場面積の規模が小さくなっていたり…。
管理釣り場も同様に少なくなってきているように思います。非常に残念なことですね。

これはフライフィッシングだけに言えることなのでしょうか?
そうではなく、ルアーでも同じような状況かもしれないと感じています。一時のバスフィッシングブームも衰退していますからね。

一昔よりは、全体的な釣り人口自体も減っているような気がします。昔はお休みになれば、川の側には車がたくさん止まっていましたが、今ではそんな状況もあまり見かけなくなりました。この状況は、私の近所だけのことなのでしょうか?

海外ではどうなんでしょう?
フライフィッシングの発祥の地と言われるイギリス。そして開拓されたアメリカなど、ちょっと気になりますよね。フライフィッシングの歴史は、こちらを参照してくださいね。

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イギリスでのフライフィッシング事情

イギリスは紳士の国と昔から言われていますね。そんな紳士の国、イギリスで始まったフライフィッシング、現在はどうなんでしょう?

現在もやはり、フライフィッシングは、イギリスにおいて最もイギリスらしい遊びと言われているようです。そしてイギリスでは、昔からフライフィッシングは、貴族の遊びとして親しまれてきた釣りです。ルアーフィッシングに関してはあまり活発ではないようですね。

フライフィッシング以外の、特に餌釣りなどを coarse fishing などと呼ばれていたりするそうですよ。意味は雑魚釣りや下等な釣りなどと訳されるようです。イギリスで名のある場所は、フライフィッシングオンリーで、倶楽部への入会とか高い入漁料を取られるそうです。そういう風なこともあって、イギリスにおけるマス釣りは、庶民にとっては敷居の高い世界のようです。

昔は、旅行者には、釣りをさせてはいなかったようですが、今ではロンドンからちょと外れた田園地帯に行けば、楽しむ事ができるみたいです。でも、やはり郷に入れば郷に従えという言葉があるとおり、きちんとルールを知った上、守った上で楽しみたいものです。そうした意味でちゃんとした釣りを目的に行くのでしたら、フィッシングガイドを雇うことを提案します。

日本にも各地にフィッシングガイドはいますが、イギリスとはまた違ったガイドの形ですよね。イギリスでは、フィッシングガイドの事を「ギリー」と呼ぶそうです。このギリー、釣りの手伝いだけでなく、ビートと呼ばれる釣り専用エリアの管理、あとはフライフィッシングの伝統を受け継ぐことまでを仕事とするんだそうです。そして、自分の受け持つエリアの管理を執拗なまでに徹底して、訪れるフィッシャーマン達を十二分に満足させる状態にしているらしいです。

良い状態の魚がたくさん釣れそうですね^^
一度は行ってみたい海外釣行…。

アメリカでのフライフィッシング事情

アメリカでも釣り人口は、5千万人以上と言われていますが、衰退気味と聞きます。
そして、フライフィッシングに関しては、アメリカでは非常にマイナーな釣りになるそうなんです。5千万人の中の600万人ほどしかフライフィッシングをする人がいないそうです。全体の12%程度ですね。えっ!!アメリカでそんだけ?? ってホントにビックリしました!

人口800万人を超すロサンゼルス近郊の川であっても、週末に出かけるフライフィッシャーは、平日だとほとんどいなかったりすることもあるそうです。そして、これはどこの国にも言えることなのかも知れませんが、アメリカでは所得格差が大きいことから、大都市圏に住んでいる人達でフライフィッシングを楽しめるのは高所得の人達だけのようですね。データからは、高学歴の人にフライフィッシングを愛好している人が多いといった事実もあるようです。

そしてアメリカでは、フライは自分で巻くよりも、購入した方が合理的なんだとか…。

時間当たりの収入、家族との時間、夫婦の家事分担。
そんなことを考えると、どうしてもそうなってしまうのでしょうね。日本のように亭主関白ではいられないのかもしれません。

アメリカでは、モンタナなんかがフライフィッシングで良く名前が出てくる場所です。あの「リバー・ランズ・スルー・イット」で一躍有名になった場所のような気がします。それから川で言うと、ヘンリーズフォーク川、イエローストーン川、マディソン川、ギャラティン川、シルバークリーク川、他にもたくさんありますが、こんなところが有名所でしょうか? フライフィッシングを知らない人でも、一度は聞いた事がある名前もあるのではありませんか? マディソン川なんかは映画にもでてきますよね。

日本の川とは違い優雅で広く、そして大きな魚が悠然と泳いでいる。そんな印象ですね。

その通りなんですよ!!

釣れる魚は、スティールヘッドやブラウントラウト、ブルックトラウトなどなど釣り人を楽しませてくれる魚ばかり…。
ドライフライにガボッと出てくるらしいです!

行ってみたいですよね~!

そして行くのならストレスなく釣りたい!
そんな時は、やっぱりガイドさんの出番です。

値段は高いんですけれどね。
そのぶんだけのリターンはあるんじゃないでしょうか!?

それに、やはりマナーやルールをきちんと守ってフライフィッシングを楽しみたいです。知らない間にルールを守っていなかったとかならないようにしたいですね。きっと海外から日本に釣りに来た方達もガイドを雇うと思います。

どこに行ってもどうせ釣りをするなら、楽しく釣りをしたいものです^^

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