フライフィッシング入門者が気をつけるべきキャスティング
フライフィッシング入門者が、フライフィッシングを始める際に一番大事なことは、やっぱりキャスティングができるかどうかで決まってくると思います。
キャスティングが上手になって、綺麗なタイトループが描けると、人から見てかっこいいのはもちろんですが、釣果にも響いてきます。
なぜなら…
フライはまずポイントに落とすこと
考えてみてください…。
魚のいるポイントへ、餌であるフライ(疑似餌)をきちんと落とせるかどうか? フライを魚の目の前へ持って行ければ、きっと魚はフライに何らかの興味関心を示すことでしょう。
興味を持てば、なんだろうと近寄ってくることでしょうし、ん? 餌かな? と思えば、カプッと、そのフライを咥えて確かめることでしょう。
でも、魚のいない場所にフライを落とした場合はどうでしょうか?
きっと魚には、フライが流れてきたことすら分からないでしょうね。だから、まずはフライをポイント(魚のいるらしき場所)に落とす事が先決です。実際には、ポイントの数十センチ~数メートル手前に落とすのですが。
ですが、決して練習に練習を重ねて上手になってからフィールドに出るなどと言うことは、考えなくてもいいと思いますよ。
私自身、もうフライフィッシングを初めて10年くらいなるのに、未だにかっこのいい理想的なタイトループは描けてません。どちらかと言うと、本当に格好の悪いループを描いています。でも、釣果は管理釣り場でも、渓流でも0で帰ってきたことはありません。
本当は、格好のいいループが描けると、もうちょっと釣果も上がるのでしょうけれどね。
渓流において言えば、フルライン(30メートル前後)を出すことはほとんどありません。出しても10数メートルではないでしょうか?
私は、へたっぴなので、3番のラインではフルラインは絶対に出せません。6番でもやっとと言うところでしょうか…。上手な人は、女性でも3番でフルラインを出せる人は知っています。
綺麗ですよ。
あっ! ラインがです^^
老婆心ながら、キャスティングで気をつける点を上げるならば、やはり基礎をきっちりと学ぶしかないでしょうね。と言ってしまえば、それで終わってしまいますね(汗)
キャスティングは管理釣り場のスタッフに学べ
キャスティングについて言えば、キャスティングの先に何を求めるかで違ってくると思います。
ただ単に釣りを楽しみたいだけならば、キャスティングにそんなにこだわりを持たなくても良いでしょうし、絶対にフルラインを投げてみせるという意気込みでいらっしゃるのなら、誰か師匠について学んだ方が良いと思います。
そしてどうせ学ぶならば、沢山の人を教えてきて実績のある方から学びたいですよね。でも、それを知るのはどうやって知ればいいのか、とんと検討も付かない方も多いのではないでしょうか?
それに近くに教えてくれる場所も無いなどという場合も多いでしょう。
一番早いのは、管理釣り場でスクールをやっているところのスタッフに教わるのが早いです。多くの初心者を教えてきているスタッフがいることが多いですし、キャスティングスクールが終わったらすぐに実釣に入れるのがいいですよね。
ただ、たった一度のスクールで、キャスティングが本当に身についているかと言えば、どうでしょう…。
やはり一回だけでは難しいと思います。でも効果はあると思います。
管理釣り場に行くときには、事前にキャスティングスクールみたいなものをやっているのかどうかを確認してから行かれるのがいいのではないでしょうか?
たいていの管理釣り場では、スクールをやっていなくてもスタッフさんに頼めば、キャスティングの基礎くらいは教えてくれるはずです。
スクールをやっているところは、釣魚料(半日券や一日券)以外に、別料金でスクール料金がかかります。
でもほとんどの管理釣り場では、大体が釣り料金込みの値段だったりします。
ネットで調べれば、色々と出てきます。
たとえば、
「管理釣り場 フライキャスティング教室」http://goo.gl/ZPSPXx
「管理釣り場 フライフィッシング教室」http://goo.gl/3bW74M
などでgoogleやYahoo!、Bingなどで検索をかけてみてください。
また、フライフィッシングなどのプロショップでもフライキャスティングスクールは開催されていることが多いです。
近場に管理釣り場やプロショップがない場合
近場に管理釣り場や、プロショップなどがないと言う方は、ネットで動画などを見て勉強されるのも一つの手だと思います。
私は、昔の人間ですから今流行のDVDやBlu-rayではなく、ビデオで勉強した口です。
色々な講師の物を5本くらいは見たでしょうか。
一番勉強になったのは、メル・クリーガーという人のビデオがすごく勉強になりました。
このビデオは、何度も何度も見返しました。
話し口調にも緩急あり、また内容もとても良いもので本当に楽しく勉強させて頂きました。
私は、ほとんど独学と言ってもいいです。
だから上手くない^^
いつか機会があれば、岩井渓一郎さんや杉坂隆久さんなどのプロの方に基本から手ほどきを受けたいですね。
絶対に教えて貰う方が、多少はお金がかかろうとも上手くなるのは確実です。そして後は練習量がものをいうと思います。ただ闇雲に練習を重ねても上手くはならないと思います。きちんと目的や目標を持ってやることが大事だと思います。
なんでもそうですが、「ただほど高い物はない!」と言われます。それは、私も経験上本当だと思います。
本格的に、そしてフライフィッシングを上手くなりたいのならば、恥を忍んで教わるべし!
こんな所に格好を付けても何もなりません。
後々を考えれば、本当に安いものです。
ぜひ、練習に励んでくださいね。
そうそう、自宅でもできるフライキャスティングの練習用のキットがあります。
この練習用ロッド、結構楽しいです。
ちゃんとフライラインも付いていますし、ロッドもしっかりしている。
これだけで、釣りができちゃうのでは?といった製品です。
ただ、アパートなどの狭い部屋や天井が低い部屋だとどうでしょう?
私は、座ってリビングと台所を使って練習をしていました。
座ってやるのも体がブレなくていいかもしれません。
もし良ければ、上の記事でこの練習用ロッドに関して、ちょっとだけ詳しく書いていますので、覗いてみてくださいね。