北海道の釧路でタンチョウが見頃の時期!
タンチョウと言えば、北海道の釧路。
と言っても良いくらい有名ななまえ。
タンチョウは、今では、国の特別天然記念物に指定されるまでになりました。その姿を求めて、また今年も沢山の人がタンチョウを観に訪れている。
タンチョウの群れが夜明けの川に
いま、ちょうど沢山のタンチョウの姿が見られる場所が、北海道の鶴居村。釧路から車で約50分程度にある場所。
そしてその鶴居村を流れる、雪裡川(せつりがわ)で華麗な姿を見せている。
この雪裡川は、わき水が多くて、厳冬期でも氷結しない川。
タンチョウ達は、夜が明けると甲高い鳴き声で「クォー、クォー」と声を上げながら、川を歩き回って餌を探している。
また、そのタンチョウの優美な姿を写真に撮ろうと、近くの橋でカメラマン達がシャッターを切っている。
鶴居村では、そんな姿があちこちで見られる。
タンチョウの二大給餌場
ひとつ目は、鶴見台。
ここには、毎年11月頃から3月頃まで約200派前後のタンチョウが餌を求めにやってくる。
時期:毎年10月下旬から3月下旬まで
給餌時間:朝(8時30頃)と午後2時30頃
住所:〒085-1205
北海道阿寒郡鶴居村下雪裡
TEL:0154-64-2114(鶴居村役場産業課商工観光係)
アクセス:釧路駅から車で約55分、道道53号線沿いに駐車場あり
もうひとつは、鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリ。
ここは、もう亡くなられましたが、伊藤良孝さん夫妻が長年給餌活動を続けて来られました。
そのご夫妻の後を継いで、日本野鳥の会が提供を受けた給餌場です。
時期:毎年10月下旬から3月下旬まで
給餌時間:午前9時頃
住所:〒085-1205
北海道阿寒郡鶴居村字中雪裡南
公益財団法人 日本野鳥の会
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ ネイチャーセンター
TEL:0154-64-2111
アクセス:JR釧路駅より阿寒バスつるい保養センター行き。
鶴居村役場前下車、徒歩約15分。
こういった方々の保護によって、タンチョウも数がいまでは、少しずつ増えているようです。
国の特別天然記念物。
いつまでも、ずっと残して行きたいですね。